川口耕平氏を伴奏にお迎えして待望の地元・習志野公演
           安藤純・鈴木一志
                   ジョイントリサイタル
                   あなたに
                               捧げる
                                心の歌

                                             

2005年10月10日(月・祝)13:30会場  14:00開演
習志野文化ホール
主催:安藤純・鈴木一志習志野公演実行委員会

後援:財団法人 習志野文化ホール/船橋西ロータリ-クラブ/
           船橋みなとロータリークラブ

協賛:下倉楽器/日本ダブルリード株式会社
製作:Officf P.A.M





ジジのメッセージ   第2弾  〜教師冥利に尽きる感動の演奏会〜
今年の夏から秋にかけて”教師冥利に尽きる感動の演奏会”に出会うことが続いた。これらは普段足を運ぶ演奏会の気分とは随分と違う。演奏への期待もあるが、妙に気持ちの高まりを感じて会場に向かうジジである。5005.09.04のコンサートでも、”同じ釜の飯を食べた仲間”たちがアマチュアとしてあるいはプロとして楽しみ、活躍している者同志が一緒に感動的な演奏を聴かせてくれた。聞きつけて会場にハセ参じた20数年ぶりの再会もあった(音楽武者修行2005.10.01でアップ)。今回も、ピアニストの川口耕平先生をお招きしてジョイントリサイタルを企画し招いてくれた2人も”釜飯の仲間”。会場一杯の観衆の中で背筋がゾクゾクする見事な演奏会であった。ただただ感謝と感動の一言に尽きた。




           Program
   
  
1  日本の名曲     
                     椰子の実 ・・・
島崎藤村/作詞  大中寅二/作曲

                         初恋 ・・・
石川啄木/作詞   越谷達之助/作曲

                      荒城の月 ・・・
土井晩翠/作詞   滝廉太郎/作曲

                       赤とんぼ ・・・
三木露風/作詞   山田耕筰/作曲

                   からたちの花 ・・・
北原白秋/作詞   山田耕筰/作曲

                        この道 ・・・
北原白秋/作詞   山田耕筰/作曲


   
2  ファゴット独奏  
                  十五夜お月さん ・・
本居長世/作曲  中川泉/編曲

                   3つのロマンス ・・・
R.シューマン


                              休 憩


                                                3 オペラアリアと
                                        
カンツォーネ 
  
                  
         ファゴットとピアノのための
           「ドン・パスクワーレ」の主題による幻想曲 

                                       ・・・・・・ ・・ 
G.タンプリーニ

                           「カルメン」メドレー  ・・・・・・ 
G.ビゼー

                   カタリ・カタリ(Core’n grato) ・・・・・・
S.カルディッロ

                                    マンマ ・・・・・  
C.A.ビシオ

                      オペラ「愛の妙薬」より人知れぬ涙 ・・・・・・・
G. ドニゼィッティ

                   オペラ「ラ・ボエーム」より冷たき手を ・・・・・  
G.プッチーニ

                               帰れソレントへ ・・・・・・ 
G.d.クルティス

                                 マリア・マリ ・・・・・・・
 E.d.カプア

                         オペラ「トスカ」より星は光ぬ ・・・・・
   G.プッチーニ

               オペラ「トゥーランドット」より誰も寝てはならぬ ・・・・・・
G.プッチ−ニ
                         



   安藤純

     Jun Andoh
習志野第一中学校管弦楽部でホルンを楽しむ。1984年、尚美音楽短期大学声楽科卒。声楽を萩野昌良、島津勲、森靖博の各氏に師事。指揮を桐山彰、田久保裕一両氏に師事。大学在学中からオペラ等に多数出演。優秀者卒業演奏会出演。同年船橋市立中学校教諭となる。管弦楽団指揮者として、全国優勝を9回、準優勝を10回受賞。20歳からテノール歌手として活躍し、「カルメン」「椿姫」「ヘンゼルとグレーテル」「トスカ」などのオペラへの出演やガラコンサート、ファミリーコンサート、ベートーヴェ第九のテノールソロ等、千葉県を中心にソロ演奏活動をおこなっている。会場の隅々まで響き渡る独特の持ち声と、日本では数少ないスピントのテノールとして、多くの演奏会に出演し、好評を博している。また、指揮では、第九合唱団や市民合唱団、地域アマチュアオーケストラ、2000年8月には船橋ジュニアオーケストラの指揮者として、カナダへの演奏旅行を成功させた。
現在、習志野第九合唱団および船橋さざんか女声合唱団指揮者。
  鈴木一志

   Hitoshi Suzuki
習志野第一中学校管弦楽部でファゴットに出会う。東京音楽大学付属高等学校、同大学を卒業。卒業後、ウィーン留学。桐朋学園大学委託演奏員、広島交響楽団を経て、現在、日本フィルハーモニー交響楽団副首席奏者。
1987年JDR(日本ダブルリード)にてリサイタル開催。(1987年、1991年草津国際音楽フェスティバルに出演)1989年日本管楽打楽器コンクール入選。ファゴット協奏曲を広響、日本フィル、テレマン室内楽など多数共演。2004年、初の公式リサイタルを開催、好評を博す。
三田平八郎、霧生吉秀、菅原眸、山下貴司、馬込勇、カール・エルベールガーの各氏に師事。現在東邦音楽大学講師。


  川口耕平
     
   
Kohei  Kawaguchi
東京藝術大学作曲科卒業。故下総皖一氏に作曲法を、田村宏氏にピアノを師事。1964年、全国主要都市で開催されたフェルッチョ・タリアヴィーニテノール独唱会の伴奏をつとめて以来、声楽家の伴奏者として国内、国外で数多くの演奏会に出演している。
一方、声楽作品の創作に力を注ぎ、聖書を題材ウ題材にした2つのオペラ、能、狂言、民話などによる12の音楽劇などにほか、多数の歌曲を発表している。
1981年から2003年まで千葉大学教育学部音楽科で後進の指導にあたった。なお、今回のプログラムでも編曲でも大変お世話になった。現在、作曲、編曲、演奏活動中



ステージ挨拶 から
本日は足元の悪い中、おいでいただきありがとうございました。私達は今日のステージには特別な想いがあります。私達が育てられた地元・習志野で仲間と2人でステージに立つことができました。そして、多くの方々に聴いていただく機会がもてたことがとってもうれしいです。ですから、いつものステージとは雰囲気も気持ちも随分違います。精一杯演奏します・・・。聴いてください。 本日はありがとうございました。


おわりに
2人の高い音楽性と素晴らしい人柄が一体となった感動した演奏会でした。とりわけ川口耕平先生の卓越したピアノにより絶妙なアンサンブルは見事でありとても楽しませていただきました。二人を引き立てて頂いた川口先生には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。そして素敵な二人に  ブラボー!!


                                             ▲ トップへ