柏市教育委員会研究指定校「音楽科」
音楽教育推進協議会研究助成校　平成18年度・19年度指定
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　研究主題「ふれ合う心　豊かな表現」
　　　　　　　　　　　　　～子どもたちが楽しみながら力をつけていく音楽活動～
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉県柏市立富勢東小学校
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽しそう・・・でも・・できるかな・・・不安からのスタートです。　　　　　　　　　　　　　　

ジジのメッセージ
全児童数１３７名･学級数６学級･教職員数(市職・講師を含む）21名。あけぼの山公園に隣接し、深緑に囲まれ恵まれた環境にある。教育目標　"豊かな心を持ち、自ら学ぶことのできる児童の育成”の具現のために、学校規模を効果的に生かしながらさまざまな取り組みがなされている。
今年度より、教育目標達成の柱に"音楽科”をその中核に据え、心豊かな児童の育成を目指し更なる充実を図るための研究に取り組んだ。富勢東小学校の今までの素晴らしい実践を基盤にして、音楽科の視点から一緒に勉強させていただくことの嬉しさと期待をもって学校に向かった。　　　
今回は５月１１日（木）に柏市教育委員会指導課の先生方と一緒に行なった、音楽教育推進協議会研究助成校伝達式の様子をお知らせします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１　研究主題　　　　「ふれ合う心　豊かな表現」

　　　　　　　　　～子どもたちが楽しみながら力をつけていく音楽活動～

２　テーマの設定について
①　研究の目的と意義
　　　今日の学校教育には、子ども一人一人のよさや個性を生かしながら自ら考える力を育
　　　み、他人を思いやる心や感動する心など豊かな人間性を培い、社会の変化に主体的に
　　　対応する能力を育成することが求められている。
　　　音楽科教育においても、音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てるとともに、
　　　音楽活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を養うことを目標にしている。
　　　本校は、教育目標に「豊かな心を持ち、自ら学ぶことのできる児童の育成」を掲げ、
　　　学校教育全体を通して「生きる力」の育成に取り組んでいる。本研究では、音楽教育を
　　　その重点事項の一つとして位置づけ、美しい歌声を響かせる喜びや友達と協力して音楽
　　　をつくり上げる楽しさを味わうことで、自分や友達のよさに気付き、認め合い、心を通
　　　わせ合うことができる子どもたちを育てたい。また、小規模校の特色や地域との連携を
　　　生かした様々な音楽活動に取り組むことで、楽しみながら心豊かに表現する力をつけて
　　　いく子どもたちを育てたいと考え、テーマを設定した。
　　　　そのために、教育機器を積極的に活用した楽しい指導法などを学びながら、指導力の向
　　　上を目指していきたいと考えている。

千葉県柏市立富勢東小学校　　　　校長　　高　橋　利　幸
　　　　　〒２７７－０８２５　千葉県柏市布施２１７６番２号
　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ　０４－７１３３－３７４１・３７４２　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＦＡＸ　０４－７１３４－５５２７
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://www．.tomisee－ｅ．ｋａｓｈｉｗａ．ｅｄ．ｊｐ　　

　　　　　　　　　　　　　　　楽しそう・・・でも・・できるかな・・・不安からのスタートです。
小規模校ということで人的配置の関係から、教務主任が学級担任をし、音楽専科（全学年担当）を設けています。よって学級担任の先生方は音楽の授業は久しく展開したことがない状況での今回のスタート。音楽の大切さや楽しさは充分に理解しています。でも、今まで以上に音楽に関わったり、”イザ・・！！　授業をする･･･"となると不安が先に立ってしまいます。

希望支援内容
　①　借用希望楽器等
　　　　　　　　･指導用オルガン（ＳＥ－４０００）　　　　　６台
　　　　　　　　（ア）指導用オルガン（ＳＥ－７０００Ⅱ）　１台
　　　　　　　　（イ）児童用キーボードＳＨＫ－１０００　　６台
　　　　　　　　・コンピューター・ミュージックソフト　　　１セット（ハローミュージック及びキーボード）
　②　講師派遣
　　　　　　　・教育機器活用講習会
　　　　　　　・歌唱指導研修会
　　　　　　　・「楽しい音楽授業」研修会

○はじめての実技研修です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　”ヘ・・・～　　　　楽器が弾けなくてもいいんだ・・・・・！！

指一本でこんなに楽しい音楽が体感できるんだ。借用希望の楽器ＳＥ－４０００を使って実技講習をしました。コンパクトにつくられたテキストを使いました。イメージを膨らませるための効果的な使い方からフロッピー１枚でワクワクする音楽の楽しみ方などを研修しました。”憶えられるかしら・・・・”という表情もありました。でも、機器を活用することで、子ども達の笑顔が目に浮かんでくるようです。ヘー　　スゴーイ・・・などの声も聞かれました。