平成26年度・前期「音楽科特別講座」
                               <東京会場>
                         ワークショップ編(18日)

                            平成26年8月18日(月)・19日(火)
       会場 東京都品川区立立会小学校(18日)/品川区総合区民会館「きゅりあん」大ホール(19日)
                               主催 音楽教育推進協議会
■ ワークショップK            
                          楽器の基礎「ラテンパーカッション」
                              八 木  成 隆

                                                 パーカッショニスト

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■ ワークショップH            
                   指揮の工夫 「子どもの表現を引き出す」 
                                   田久保  裕 一
                                               指揮者
教科書の中の学びを、さまざまな学習活動を通して、習得し活用する実践を行う講座です。要素で活動をつなぐ道路でドライブしませんか?
                           後 援
                                 文部科学省
     東京都/神奈川県/千葉県/栃木県/群馬県/山梨県/長野県/埼玉県/茨城県/新潟県 各県教育委員会
                          横浜市/川崎市/千葉市 各教育委員会
    東京都小学校音楽教育研究会/神奈川県小学校音楽教育研究会/埼玉県音楽教育連盟/千葉県教育研究会音楽
    教育部会/栃木県小学校教育研究会音楽部会/群馬県音楽教育協会/茨城県教育研究会音楽教育部会/山梨県
    小中学校音楽教育研究会/長野県音楽教育学会/新潟県音楽教育研究会/横浜市小学校音楽教育研究会/川崎
    市立小学校音楽教育研究会/東京都中学校音楽教育研究会
                      協  賛 ヤマハ株式会社   協 力 学校法人上野学園
■ ワークショップL           
                      筝の基礎「ねぇ、お箏弾かない?」
                              麻 井  紅 仁 子
                                                   箏指導者
現代音楽にオイテ、ラテン音楽を一括りにしてしまうのは難しいようです。国が違えば風習や楽器・リズムも違います。ここではラテン音楽の代表的なリズムの2つを紹介します。

@ソン・マンボ・チャチャ etc キューバ系音楽楽器
 クラベス コンガ ボンゴ グィロ マラカス マラカス

Aサンバ・ボザノバ etc ブラジル系音楽
 スルド シェーカ アゴゴベル カバサ トライアングル クィーカ アピート
 パンディロ コンガ
■ ワークショップI            
                   すてきにピアニカ 導入と展開の工夫
                              山 田  洋 一
                                           音楽教育推進協議会理事
                                           名古屋音楽第k学非常勤講師
1.心と体をひらきましょう
   ・音楽に合わせて動きましょう
   ・初対面の人とも仲良くなれるワーク
2。 体を使った音楽あそび、いろいろ
   ・「ビンゴ」
   ・「おちゃらか」
   ・「アルプス一万尺」
   ・その他
3.「ファランドール」を鑑賞する
4.「ファランドール」を動く
■ ワークショップE            
                    「からだから音楽へ 音楽からからだへ」
                                    倉  弘 光
                                               筑波大学附属小学校 教諭
・思春期に入った中学生は、勉強、人間関係、部活、進路その他様々なことに課題や悩みをかかえていますが、ひとりひとりの現状を把握しながら歌声を育て、音楽科だからこそできる他者とのつながりを作っていきたいものです。そこで、

@楽しく高まる A少ない授業時数で効果的にできる B楽しく生活指導もできる そんな授業作りを提案します。

(1)授業作り パート1 ・焦らない(準備が命) ・怒らない(進化の壁) ・諦めない(継続がちから)
(2)  :    パート2 ・授業に3つのアイテム(魔法の鍵) ・プラスワン(変化が鍵) ・こだわり(独自の鍵)
(3)  :    パート3 ・授業前に50%(最高の準備) ・環境が人を作る(最高の空間) ・指導者が輝く(最高の技術)
(4)  :    パート4 ・変えるために替わる(自己改革) ・きっかけと支援(集団革命) ・作用と副作用(技術革命)
(5)  :    パート5 ・自分が楽しく ・自動、生徒は鏡 ・ポイントとコツ
(6)  :    パート6 ・授業ルール(私語 忘れ物 立ち歩き) ・指導のルール(一石二鳥 関連 熱い思い)
               ・児童、生徒の約束(ゼロ 本気 楽しむ)
(7)  :    パート7 ・○小中連携として ・心の指導 ・技術の指導 ・身体の指導

 児童、生徒はツッパッてっていても、反抗していても、実は」自分を変えたいとという思いで自分探しをしています。音楽の授業で、歌声でその思いを支援できたらいいですね。児童、生徒と指導者双方が、ステップアップするきっかけになることを願ってお話いたします。
■ ワークショップB            
                         「おもしろい!を学びに」”聴く力”を育てる楽しい鑑賞指導」 
                                   粟飯原喜男
                                               川越市立仙波小学校  教諭
■ ワークショップ@            
                         「ひとりの歌声がみんなの歌声でに」 
                                   真 鍋  な な 子
                                            町田市立鶴川第ニ小学校   主任教諭       

◇楽譜や新製品(ヤマハ)の鍵盤ハーモニカ、リコーダーをはじめ、教育機器の展示や、ミニコンサート(ネオ箏)等のコーナーも充実しておいりこれも大変好評でした。

◇北は青森、南は沖縄・・・全国各地から670名を超える先生方に受講をいただきました。
◇音推協では今後も先生方のニーズに少しでもお手伝いできればと内容の充実を図っていきます。ありがとうございました。

    ★平成26年度・後期「音楽科特別講座」<東京会場>
        期日:平成27年1月10日(土)
        会場:品川区立立会小学校
          *詳細は10月中旬にお知らせします。

コーダーとのはじめての出会いから指導のポイントと魅力ある表現方法を学びます。簡単なアンサンブルも楽しみましょう。

子どもたちに与えるリコーダー選びのポイント
 ・運指で選ぶ ・音色で選ぶ
◎3年生で学ぶこと  キーワードを決めよう
 ・美しい音を出すための楽器の持ち方 ・息のコントロールのヒント
 ・タンギングの指導のポイント ・運指は手探りで
◎3年生から音楽づくり
◎4年生で学ぶこと
 ・数種類のタンギングを使いわけよう
 ・美しい音色を出すためのサミングの秘密
◎5・6年生で学ぶこと
 ・美しいフレーズを演奏するポイント
 ・派生音の運指 ・バランスを考えよう
◇簡単なアンサンブル
 ・チューニング・・・特にッ高音楽器に注意しよう ・合っていない響きを知ろう
 ・自分癖や楽器の癖を知ろう ・合ったときのの美しさを知ろう
 ・和音の響きを知ろう
はじめてのピアニカにドキドキ・ワクワクの子どもたち!楽しいくて効果的な指導法のコツを学びます。簡単なアンサンブルも実践しましょう

・「音楽を楽しいと思う心を育てる」こと
・音楽遊びの活動を始めるときに

*音を聴く 
  *リズムで遊ぼう ・手拍子 ・リズムうち など
*身体をつかって遊ぼう ・リトミック ・ピアノに合わせてて歩く ・止まる
*打楽器
★鍵盤ハーモニカで遊ぼう
導入の指導
◎1年生の目標(幼保では特に指定されていませんが進め方は同じで可)
 ・正しい組み立て方 片付け方 ・姿勢と持ち方 ・高い音、低い音
 ・鍵盤のならび方・黒鍵での擬音あそび ・どの音さがし
 ・ど、れ、み、ふぁ、そ (5音5指) ・タンギング(電話あそび・まねっこあそび)
◎2学年(幼保での発表会など)の目標
 ・「ド」から1オクターブ 。「ゆび移動・ゆびマタギ・ゆびくぐり
◎中学年からの活用
 ・視覚的に音程、和音感を把握しやすいので視奏力が高まる
 ・他の鍵盤楽器を使ったアンサンブルにも適応できる。
 ・タンギングの指導により、リコーターへの移行が容易
 ・表現力を豊かなため、旋律楽器の主役としても活躍できる。
◎校とな高度な奏法

 ・ダブルタンギング  ・ヴィブラート  
手を動かす前に
 指揮者ってなあに? 指揮者の役割
 2拍子や4拍子などの図形を描くことから、次の一歩へ。
 指揮はかたちじゃないよ、 きもちだよ 指揮はかたちじゃないよ、方向だよ

 子どもの能力を引き出す、指揮の工夫は?
 指揮者の勉強、下調べについて(形式・和声・フレーズ・あーティキュレーシュン等)
 指揮棒について(選び方と持ち方) 姿勢、構え方

指揮台に上がったときの心得、3か条
 音をつくる 音を動かす 音を聴く


指揮者の大切な3つのお仕事
 
1 流れをつくる(フレーズ感、アゴーギグ)
 2 緊張と弛緩を使い分ける
 3 頂点や重心を示す

指揮者が演奏者に与える3つの気
  やる気にさせる   その気にさせる   いい気持ちさせる
 (意欲・モチベーシュン)    (イメージの具体化)     (達成感・集中力・評価)

演奏表現における3つのポイント(表現に行き詰まったら)
 揺れているか(ゆれる) こみあげているか(こみ上げる) 決まっているか(決める

アウフタクトの3つの基本表現
 長い・強い・緊張(ドミナントも同じ)
 アウフタクトはドミナント(5度の和音)のときに多く現れる
 弱起(弱く始まるという表現はまちがい

さあ手を動かそう
 予備運動の心得 喫変えは () と () を使って!
                              () は最後の手段
 指揮の技 大技 基本の三技(間接運動) たたき、しゃくい、平均運動
        小技 はね上げ、引っかけ、先入、数取り、ワルツ打法 など
        特殊技あれこれ 特殊打法や裏技、左手の表現など
 立体的に空間を使って指揮指摘にみよう
 癖のなおし方を伝授?! かっこいい指揮の仕方? フェルマーターについて
 目技 三種の神器とは?
        「キラキラ光線」 「うっとりまばたき」 「視線はずし」

    指揮者の要らないもの            指揮者に要るもの
  1.迷い 2、遠慮 3、羞恥心     1、決断力 2、配慮 3、忍耐力
■ ワークショップG            
                    「つながる学び「速度・強弱・問いと答え」国道共通事項1号線 
                                   加 藤  幸 平
                                               音楽教育推進協議会 理事
1 学校に音楽の授業がある意味を考えてみましょう
  ・個人の学習の場ではなく、集団の学習の場であることの意味
  ・趣味ではなく、教科(学習)としての音楽(主観を育てるための、
  客観的な学習)
2.「題材」は、広く捉えて、柔軟に
  <ポイント>
  ・無い湯(歌唱・器楽・音楽づくり・鑑賞)のバランス
  ・系統性
3.週2時間時間や1時間の授業を有効に計画するために
  ・「基本的な活動」と「深め広げる活動」
  ・継続的な学習の必要性(常時活動の考え方)
4.「学習計画」は、「ねらい」の焦点化が大切
  ・「ねらい」は、「共通事項」がヒント
  ・焦点化して、ステップアップ
  ・「学習計画」はコンパクトに、「授業の展開(活動)」は明快に
1 「キッチンミュージック」を聴いてみよう
 (1)「ハウスミュージック」を聴く 1984年 あんさんぶる ・みみ作曲
 (2)「手作り楽器による即興演奏」を聴く 1983年 松戸市立第六中生徒

2「キッチン楽器」で打楽器アンサンブルを演奏しよう
 (1)「打楽器アンサンブル」黒澤吉徳作曲
 (2)楽器の特質を生かして、パート分けをする
 (3)パートごとに練習する
 (4)Aから順に合わせる
 (5)パフィーマンスを」加える

3「キッチン楽器」にふれて、リズムを組み会わせて音楽をつくろう
■ ワークショップA            
                         「歌声からクラスづくりへ」 
                                   真 鍋  淳 一
                                               町田市立鶴川第ニ中学校   教諭       
(1) 音楽科における「思考力・判断力・表現力」
(2) 自分のイメージ・思い・意図をもつ」
(3) 自分のイメージ・思い・意図を音楽表現する
(4) 題材や教材からの発展
(5) 自分の思いや表現を大切に
(6) 歌唱の基本を無理なく身に付いてていく
(7) 他者とのかかわりあって表現を深め広げる
(8) 将来に生きる力を育てる

■ ワークショップJ            
                   リコーダーだいすき! 導入から簡単なアンサンブルまで
                              山 田  洋 一
                                        音楽教育推進協議会理事
                                        名古屋音楽第k学非常勤講師
1 音楽づくりの特性やよさ
 @一人一人が生かされる
 A友達とつくりあげることができる
 B創造性が培われる
 C思考力・判断力が表現により生かされる
 D表現や作品が子どもにとって価値のあるものになる

2 音楽づくりの活動は大きく2つ
 ア いろいろな音の響きやその組み立てを楽しみ、様々な発想をもって即   興的に表現すること。
 イ 音を音楽に構成する過程を大切にしながら、音楽の仕組身を生かし、   思いや意図をもってつくること

3 即興演奏のカギは条件設定
4 急に旋律はつくれない
5 役割を決めた音楽づくり
■ ワークショップC            
                    「子どもの思考を音楽づくりへ」 〜 「即興演奏」 発⇔ 「音楽ずくり」行 〜 
                                    平 野  次 郎
                                               筑波大学附属小学校  教諭
■ ワークショップF            
                    「共通教材から題材設定・学習計画へ 〜本当は楽しい”学習計画の作成”〜」  
                                   中 島   寿
                                               筑波大学附属小学校 教諭
■ ワークショップD            
                    「音から音楽へ」  音の素材を選んで  ーキッチンミュージック ー 
                                    石 上  則 子
                                               東京学芸大学 特任准教授

1 ねぇ。お箏やろうよ。
 ●「お箏」 と 「お琴」    ●お琴の歴史  
 ●調弦・楽器各部の名称

U ねェ お箏弾こうよ。
 ●基本奏法  ●さまざまな奏法  ●楽曲の演奏
 ●お箏のメンテナンス
聴く力を育てる楽しい音楽鑑賞の指導法
1、 音楽鑑賞と学校における鑑賞指導

2、授業の組み立て(ここがポイント!)
 ○めあてを持って聴く → 適切な発問がが大切
  ・音楽を聴いたあと「どうだった?」という発問?

 ○指導のねらいと「共通事項」の焦点化
  ・クラス全員が「知る」「気付く」ことからスタート(B規準の設定)

 ○評価方法
  ・言葉で表す活動は
  ・反応観察、わーくシート等
  ・「感受」:から「味わう」場面の看取り方は

3、低・中・高学年の実践例(教科書教材から)
 ○模擬授業形式で