2006年1月9日(月)
   ジジの音楽武者修行

    
   スクールオーケストラと
            そのヴァリエーション
            
         〜現役と昔の現役とのジョイント練習会〜
             28年ぶりの再会・ウィーンの思い出

                                      NO 41
1978年 ウィーン・ムジークフェラインザールにて
トラック教授の指揮で「ロザムンデ」序曲を演奏した
      習志野少年少女オーケストラ
教師冥利とはこのことかな・・・・・・!!
今年もウィーンフィルニューイヤーコンサート2006 指揮マリス・ヤンソンスで楽しんだ。当時客席はクッションも無い木製の椅子。床ももちろん木。その他は左右の柱の像をはじめ、全体が黄金で彩られたまさに”黄金の間”。そこで演奏が許された習志野少年少女オーケストラ。夢のような話である。
恒例のことながら、ウィーンフィルニューイヤーコンサートは必ず観ることにしている。もっとも派遣団員のメンバーは社会人になってからウィーンを訪ねた者も数名いると聞いた。なかには、短い冬休みを利用して新春コンサートを聴きにいったという。。
この”同じ飯を食べた”仲間と28年ぶりに再会したのである。2006年1月7日(土)はジジにとって教師冥利尽きる貴重な思い出の一時でした。

”教育は奇跡を生む”という信じられない場面がたくさんあり、感動感動で胸がとっても熱くなりました。


第一楽章
突然の案内。ビックリと同時に懐かしさと・・・・・。でも会った一瞬”アッ・・アッ・・・”が連発。約1年費やして名簿作成し当日までの準備をしてくれた幹事さんに感謝。101名の派遣団中54名が集まってくれました。

第2楽章
顧問の寺嶋先生の計らいで現役と合同のジョイント練習会をさせていただきました。
演奏曲は習志野一中が今年度全国学校合奏コンクールで全国優勝した曲「天国と地獄」序曲(オッフェンバック作曲)。はたしてどうなることやら・・
・・・

カメラマン(ホルンのTさん).。ファゴット(T君) オーボ寺嶋先生です。合同練習の前のおさらいに必死。

銀行員のJ君。28年ぶりのトランペット。極端な音外しも無く吹けたと本人が一番ビックり。

フルートのTさん。ドボ8の4楽章。はやいパッセイージに泣きました。でも完璧な見事な演奏は今でも皆わすれません。

現役の時に自分が座っていた場所に座り、後輩の演奏を見守っていました。

ビオラのTさん。お嬢さんと一緒の参加でした。

元コンサイトマスター達や名ヴァイオリンニストが周りに・・・。現役の素晴らしいソロに思わずニッコリ。

28年前の部訓。今なお現役

チェロの仲間です。年の差はいくつでしょう・・・・??

第3楽章
現役編
全国学校合奏コンクール関東甲信越大会出場のための録音どりの風景(平17・10・23)。
昔は体育館で飛行機や道路工事の音に悩まされました。今は習志野文化ホールです。
当日はOBから、部長さんに全国優勝をお祝いして記念品が贈られました。
改めて、おめでとうございます。

第4楽章
 青春時代にタイムスリップした仲間達です。
・チェロのソロを演奏したH君。”卒業以来全く弾いていないので、ソロのところは歌っちゃ
 おう思いました。でも指が憶えていてビックリでした。
・ヴィオラのAさん。”最初の刻みはま〜どうにか・・・。でも途中で譜面に追いつかず中2
 の後輩に”今どこ 指差して・・・・”といった具合でした。
・久しぶりのジジ先生の指揮。指揮をしっかり見ようと思ったが夢中で一度も指揮は見れ
 ませでした。
・私は楽器は弾けないし、参加するのに迷ったけど来て本当に良かったです。今度は今
 回これなかったメンバーにも声をかけます。
・お世話になったY先生。”あれからたくさんの時間がたっているのに・・・現役と元現役が
 一緒に演奏していることの素晴らしい光景に胸が熱くなりました・・・。
・この年になって、一中の音楽室に入れるのが楽しみで参加しました。
などなど、28年前の思い出に花を咲かせていました。



  


幹事さん、素晴らしい時間を頂きありがとうございました。また、北海道から駆けつけてく
れたホルンのJジュニア君をはじめ集まってくれたみんなに心より感謝しています。
”教師冥利”とは自分のためにあるのではないか。こんなに幸せで良いのかと思っている
ジジです。

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