2006年2月22日(水)
        
ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと
                   そのヴァリエーション

                 
   今頃 どこでも・・・・・・・
                                     
          NO 44
”雪が溶けたら春が来る”
       もうすぐでしょうか・・・

     千葉県御宿砂浜にて

久々に学校を訪れた。階段を登り音楽室に近づくといつものようにオーケストラの響きが聴こえてくる。“ヤッパリ 管弦楽はいいな・・・・”と思う。と同時にジジの青春時代の思い出が身体中を駆け巡るのを感じる。30数年前にタイムスリップできる自分自身に快感すら覚えるのである。
いつ行っても笑顔で“こんにちは・・・”と迎えてくれる現役の部員と顧問の先生がおられることの幸せは何事にもかえられないことは言うまでもない。
この時期はどこの部でも同じような悩みを持っていることと思う。
3年生が卒業を目前に1年2年だけでの心細いメンバーで活動を続けることである。

例年のことと承知はしながら指揮台に立つが複雑な気持ちである。いたるところが歯抜けのパート。パートによっては一人という場合もある。頭数は揃っていても”テクニックが今2か今3・・・”といった具合。わかっていることではあるがどうも熱い練習ができない。気が乗らずジジのご機嫌で一方的に“合同中止・・・。”ということもあった。彼等には全く責任がないのに・・・。
とにかく心細い思いをしているのは、顧問だけでなく部員とて同じこと。夏から秋にかけてとっても充実したあの頃がとても懐かしい3年生でも進路が決まり時々顔を見せてくれる部員もいる。後輩に遠慮しながら久々に楽器に触れている者も数名いる。一緒に合同練習をする。いつものところにいつもの顔があるとホッとする。指揮にも力が入ってくるのである。“ヤッパリ この音だ・・・”。ジジも後輩の顔も自然とほころんでくるのは正直な気持ちである。
そんなことを思い出しながら、定期演奏会のための練習風景を見ているジジでした

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