2006年9月4日(月)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                
                
 ヤッパリ・・・イイナー  
                         音楽をやっていてよかった

          
          〜感謝の気持ちも大事に〜
                                              
NO 69

   曹洞宗 大本山 永平寺(福井県)

鎌倉時代から約700年続く禅の里 永平寺。
樹齢約700年の老杉につつまれた静寂な境内。清々しさと身の引き締まる空間でした。
七堂伽藍を中心に70余の殿堂楼閣が立ち並んでいます。

9月2日〜3日と千葉県習志野文化ホールで第54期TBSこども音楽コンクール「習志野地区大会」が開催された。
これで、主だった予選コンクールは一区切りと言ったところかもしれない。もちろんブロック大会から全国大会へと頑張っている友はまだまだ無限の可能性への挑戦が続いているところ。

酷暑のなかで目標に向けた熱い挑戦は多くのドラマが今年もあった。必ずしも結果に結びつかなかったかもしれないが、これまでの過程において子ども達は確実に大きく成長したことは確かである。

今回も初出場校が数校あった。その一つが習志野市立屋敷小学校。テープ審査(ジジの頃は無かった)を通過して今日の演奏。子ども達の何となく不安な気持ちが伝わってくる。河田保美先生の指揮で60名の楽員が必死に演奏した。きっとモノスゴーク緊張したことだろうが頑張って素晴らしい演奏をした。溝口校長先生も”よくやった・・・”と絶賛しておられた。チョット眼が赤かったようにも感じた。幸せな子ども達だな・・・とチョット羨ましかった。

ジジが初出場したのが確か15期?の頃。「キューピーの観兵式」を36名。ティンパニーの代わりに大太鼓、オーボエ・ファゴットはエレクトーン。ヴィオラの代用としてヴァイオリンにヴイラの弦を張ったバオラ・・・といった具合。
今は、楽器もピカピカ 編成も充実している。演奏曲のレベルの高さにビックリ。保護者も大変熱心である。
一方、先生や子ども達にとってとっても厳しい時代。
子ども達の頑張りはもちろんのことを含め、先生方のご苦労に敬服するところ大である。音楽づくり一本に専念できないのは教師の常。大体は周囲の協力が多く感謝しているところ。でも、今の時代は何かとやりにくい。チョットやれば”やりすぎ”、練習をすると先生の指導の仕方に何かとクレームとつけてくる(これはまれだが・・・)。子ども達は塾などで忙しくて放課後の練習にメンバーがなかなか揃わない。だから朝の20分〜30分が勝負。先生方も週休2日になって放課後は何かと忙しい・・・・。ともか
くストレスが多い事は確か・・・。

ジジの時代は良かった。塾もない、テレビゲームのない、根性主義が美徳?とされた時代。
保護者もステージまで楽器を運んだり・・・・といったことは無かったが、違った形で応援してくれていたように思う。
思い余って”コノヤロウ・・・”とゴッン(体罰は絶対にいけません)とやっても・・・・”お前が悪い!!”。といった具合。

時々、気になる事がある。(すべてがそうだとは思わないが・・・)。保護者やスタッフがセッセと楽器や椅子等を運んでくれいるのに、”ありがとうございます・・”という言葉を余り耳にしなかった。(ジジも耳が遠くなってきたせいでしょうか・・・・?)

このような場面も見ていると、ふと思い出すのが習志野高校吹奏楽部員のことである。”挨拶”と”感謝”を部訓にしている。何事も率先して行動し、そしてその行動は常に謙虚である。演奏の前にまず生活態度を律する。自分達の演奏が終わり、終演後に会場のゴミ拾いをする・・・・。
習高サウンドの要因の一つには、こんなところにもあるようにも思う。

そんなことを思い巡らせながら、演奏を聴いてると昔の血がムラムラと騒ぐジジでした。

     こども音楽コンクール

  ジジの初参加は第15期でした。
     それが、今回は第54期。
        よくもここまで来たもんだ・・。

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