2007年10月22日(月)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
              
     〜東京は凄いところ・・・タマゲタ一日〜
                         国際色豊かな代々木公園 
           
                                              
NO 107

”2007in 北海道”が代々木公園で開催のニュースをゲット。早速、渋谷に直行。NHK放送センター「スタジオパーク」行きのバス停を探す。”ハチ公像”近くの交番で尋ねた。大通りの向こう側にあるとか。どうも井の頭線のガード下付近にある様子。西口バスターミナルの横断歩道を渡った。

ノッポビルが立ち並ぶ街並みを見上げてビックリ・・・。「渋谷駅前会館」!!。懐かしい名前である。
そこのビル8階?は、ジジが大学時代に夜のアルバイトをしていた”クラブニューハイツ”があった場所ではないか。生活のためとは言え、C調なピアノで図々しくよくぞやったものだ。バンドのメンバーには随分迷惑をかけたことだろうな・・・。お客だって、上手いか下手かぐらいは直ぐに分かる・・・。なにせ、九州は熊襲の出身がいきなり「ベッサメ ムチョ」「マイ ショール」に「王将」・・・・・・。大体おおよそのお察しの通り・・・。

NHKで下車。渋谷公会堂の方に少し戻り、そこから代々木公園に向かった。途中、小型のスピーカーやマイクスタンドからバッテリーまでセッティングしてあるストリートミュージシャンの数々にビックリ。

人数もキーボードにマイク一本でバラード風な曲を歌っているソロシンガー。ア・カペラで熱唱している4人の男性。ギターの弾き語りでご自慢の喉を聴かせているアメリカンハットの子・・・・・。
通りは所狭しと無数のバンドが騒音の中で懸命に歌合戦状態。

聴衆の姿が結構面白い。追っかけのファンクラブなのか・・・?必死に声を張り上げているグループに、ベタッと座って盛んにリズムを取っている一人の聴衆。と思えば一人歌いの周りは人だかりでいっぱい。ギターケースには自作?のCDが入れてある。500円玉をケースに入れでCDを購入し、また、聴き入っている中年の男性・・。彼女は上手いとジジも思った。

あちこち見物しながらようやくイベントホールに到着。いい匂いがしてきた。テント村からの煙も雰囲気を演出している。左側の野外ステージでは太極拳の発表。それをジッーと見ている人。それに合わせて一緒に演技?している人も結構多い。

”まるごと北海道”!!って感じ。
ビールやワインを前にタラバ蟹にかぶりついている人。その売り場を覗いて値段の高さに、素通りしてしまった。毛蟹の汁も美味しそう。ハムやチーズとワインもグッドだろうな・・・・。ジャガバタも最高!!。
結局、ビールとワイン。それにソーセージと蟹身のバタ焼きを手にテーブルに付く。バタ焼きは今一だったが・・・。大勢の人ごみとはいえ、真っ青な秋晴れの下で人目を気にしないで時を過ごせるのもリラクゼイションタイムとしては気に入っている空間である。

チョットいい気分になり、陸橋を渡り展望デッキに立った。橋の下からは本格的ブラスアンサンブルの響きが聞こえてきた。これは上手い!!。橋の下でなくてもっと広いところで・・・と思ったがテリトリーがあるのであろうか・・・・・。

スケボーに夢中になっている若者を横目に、しばらく歩くと、ベンチの周辺に人が集まっている。民俗楽器の太鼓の響き。とても心地良い。演奏者もラテン系かアジア系かそれとも・・・系??。8人の男女が様々な形の太鼓でリズム合奏(いかにも昔、音楽教師的表現・・・スミマセン)。それぞれの太鼓がそれぞれのリズムを同形反復し、休憩無しのエンドレス状態の演奏。目を凝らして見ているが、指揮者(リーダー)がどの楽器なのか全く分からない。いつ終わるのか、そのタイミングは・・・・・などと興味があったが、その場を後にした。

原宿駅が近くなってきた。場面は一転。ハンドルからマフラーまで極端に改造してあるオートバイ数台。その側に、黒のランニングや皮ジャンにスキンヘッドや頭の真ん中だけチョンマゲみたいに剃り残したスタイルの怖いお兄さん達のグループ。ラジカセをガンガン鳴らしている。それを物珍しく?囲んでいる外国人の女性グループ(これまたラテン系?・・・)。
しばらくすると、その女性達がラジカセの音楽に合わせて1人・2人と踊りだした。決してスマートな体形とは言えないが、リズムの乗りのよいこと・・・!!。身体から感じられるリズム感は、”彼女達の生活では、踊ることは日常的なことなんだろうな・・・・”と感心しながら見ていた。踊りのメンバーも次第に増えてきた。手拍子も加わってきた・・・。盛り上がって来た。ついに、一人の女性は怖いお兄さんをダンスに誘いはじめたのである。お兄さん、タジタジ状態・・・・。でも、長居は無用とソソクサと離れた。

駅近くの橋の上で、これまたビックリ。ピンクの日傘にカラフルなリボンを垂らし、傘を差している和服の男女。この男女が微動だにしなく、だた見つめ合っているのである。これをパントマイムというのだろうか・・・。それとも彼らは、ストリートアートと言うのかもしれないが・・・・。

見とれていると・・・突然!!、その前をセーラームーンが駆け抜けて行った。
イヤハヤ・・・東京は凄いところ・・・!!。 

                   
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