2007年12月14日(金)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
          
       〜愛 命 そして 偽〜
             ”どぎゃんか せにゃいかん!!
 
          
                                              
NO 113
紅葉前線がようやく東京にもやってきた頃、めずらしく穏やかな日和でした。チョット足を伸ばしたのが神宮外苑。青山通り口から聖徳記念絵画館に向かって円周道路までの約300mの「いちょう並木」。両サイドの歩道はいちょうのトンネル。見上げると、真っ青な空に黄葉のいちょう146本が天高く伸びている。近所の公園などでみる縦横にボリュームのある姿と少し違うのに気がつく。
確かに下の方は横に繁茂しているが・・・・・。上の方、特に頂点に向かってきれいな三角錐のよう形でスーツと伸びている。
あ〜あれがそうだったのか・・・(毎年1月〜3月にかけて、円錐三角に樹姿に整えるとのこと・・・なーるほど・・・・納得。)
道路わきのベンチ付近も黄色のじゅうたん。上も下もきれいな真つ黄色一色。樹齢89年を筆頭に黒々とした太い幹とのコントラストがとても見応えがある。
今度は、春の芽生えの頃に訪ねたいと思う。
     
ところで、 
  2004年「災」 2005年「愛」 2006年「命」 そして今年(2007年)が「偽」!!

今年も残すこと数日になりました。この頃になると”今年の重大ニュース”とか流行語大賞等・・・・・。話題に事欠きません。

2007年の世相を表す「今年の漢字」を公募した結果、トップが「偽」。食品の産地や賞味期限の改ざん、人材派遣会社の偽装請負など相次いで発覚したのがその理由とか。「偽」の次が「食」 「嘘」 「疑」の順。
「このような字が選ばれることは恥ずかしく、悲憤にたえない。己の利ばかりを望むのではなく、自分を知り、自分の心を律する気持ちを取り戻してほしい」と森清範貫主(京都市東山区清水寺)は話された。(読売新聞)

84歳の母の口癖。”日本人がここまで駄目になろうとは思わなかった・・・!!”と。また、”親殺し 子殺し・・・・・信じられない!!”。当然、年金問題も・・・・等など。テレビや新聞を見る度にこの話を聞かされる方も結構辛いものがあるが・・・。
ジジが卒業してからもこのような「災」・「愛」・「命」、そして「偽」といったことが頻繁に発生し、正直驚くことが多い。

学校現場でも”給食費未払い”一つ取り上げてもビックリ状態が多々あるようだ・・・。身勝手な大人の後姿をみて育った子ども達が大人になった社会を考えると・・・・・。
”どぎゃんかせにゃいかん・・・!!”が流行語に選ばれたのも、まんざら無縁ではないように思うジジです。

                       
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