2008年4月29日(火)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
                            ”誇 り”
                    朝ドラ ”瞳” ワンシーンに共感
                      

                                                           
NO 129

”先生、今朝掘ってきました・・・”と訪ねてきたK君。水々しい竹の子を今年も届けてくれた。早速、竹の子飯を美味しくいただきました。
我が家の”肥後椿”も例年になく大輪の花を数多く咲き、楽しませてくれました。それに変わって、厳しい寒さに耐え忍んだ、紫の可愛い”都忘れ”(別名 野春菊”も凛と咲いています。
この頃になると決まって行くのが新緑の”養老渓谷”です。世はゴールデン ウイークとやら・・・。高速道路は長蛇の渋滞・・・。その点、全日空のジジとしては平日に楽々行けるのがチョッと気分がよい。春風に勢いよく泳ぐ鯉のぼり。手植えをしているオバーチャンに声をかけて、パチリ・・・・など、新緑を満喫してきました。

NHK朝ドラ「瞳」の話しです。東京は築地が舞台。以前から(今もなお・・・!!)”もんじゃ”を食べに通っていたこともあり、風景や話題が身近に感じ親しげな気分で「瞳」を楽しみに見ている。下町の人情といったところが随所に感じられるところが、とても好きである。

先週もとても心に残ったワンシーンがあったので紹介したいと思います。
・・・中略・・・・
 里子の三人。一番上の高校受験を目前の明君(成績優秀)。里親の経済(東京築地で小さな洋品店経営)を考え大事な試験を0点で提出。そして、”僕、働きたい・・・。”そこで、里親は築地(仲間のカツオ節経営者のオッチャン)でのバイト(無償の研修生として)を取り付けた。超重労働に頑張る”明”・・・。研修生とはいえ、仕事は加減してくれない。ヘトヘト状態・・・・・・。

・・・・これからが大事なところ・・・
 ヘトヘトで大盛の昼飯も喉に通らない状態。 瞳がバイトしている食堂でのシーン

オッチャン:”築地で働いてどうや・・・・・・”
     明:みんな真剣だった・・・!!。売る人も買う人も怖いくら真剣だった・・・・!!。中途半端はいけないと思った。僕は中途半端だった。 仕事は大変だ・・大人は大変だ・・・・。
僕はまだ子どもで、もっと勉強しなければいけないと思う・・・・・・。
オッチャン:・人間で一番大事なものは、”誇り”をもって生きているということなんだよ・・・・・。
       ・うまいカツ節売るのは俺たちの”誇り”だ。
       ・築地にくる連中は、うまいものをめっけて、安い価格でお客様に食べさせ
        る・・・。
        これが”誇り”だ。
       ・”誇り”と誇り”がブツカリ合う。これが戦争だ・・・!!。これば築地だ。
        そうゆうところで、毎日必死になって働いているのも俺たちの”誇り”だ。
       ・高校に行くんだったら、一生懸命勉強しろ。それが、明の”誇り”だ。
       ・”誇り”をもってチャント頑張っている奴は、職業なんて関係なし・・男と女も関
        係ない。 大人も子どもも関係なくて、友達になれる・・・。頑張れよ!!
       ・俺たちは仕事で頑張るから、お前は勉強でがんばれよ・・・・・・・・・。

当たり前のような会話であるが、何故か胸が熱くなってしかたがなかった。3K(きつい・きたない・くるしい)が話題にされて久しい。

物質文明の恩恵を受けたジジの時代。一方、”負の作用”も様々な病理現象として現われている。先行き不透明な社会で、”生きがい”とか”誇り”といったことを見失っていたり、そこに意味や価値があることに不干渉になっている大人も少なくは無い。 その若者たちを育ててきたのもジジの世代!!。

何かと思うことが多い今日。”誇り”という言葉がとても新鮮に感じたのはジジだけだろうか・・・・。
チョッとオーバーな話だが、共感したシーン(たまたま録画していた・・・)で、書き留めた次第です。        

                  
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