2009年03月17日(火)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
                      〜
二人のこと〜
                  
 オペラ・ガラコンサートの感動
                                       
        NO 160

テノール歌手 安藤 純氏

指揮者 田久保裕一氏

鳴り止まない大観衆の拍手

習志野文化ホール開館30周年記念「オペラガラ・コンサート」が15日(日)があった。”音楽のまち習志野”で育ち、あるいは習志野文化ホールと関わった音楽家が出演。チケットも即完売・・・!!。このことからも聴衆の熱気が伝わってくる。
習志野フィルハーモニー管弦楽団と8名のソリスト・習志野文化ホール楽友合唱団(150余名)・津田沼小学校合唱団(有志)38名・桜丘けい子ジャズダンススタジオ4名他・・。オケピットを上げ大舞台での演出。
 
プログラムは、第一部<セビリアの理髪師>・<トゥーランドット>・<タンホイザー>・<カルメン>各々の名曲から、第2部<アイーダ>のハイライト。2時間を超える。
親しみやすく、原語で歌っても日本語の字幕が流れる。演奏もとても素晴らしくタップリ楽しめた。フィナーレでは感動の拍手が鳴り止まなかった。

ジジ的にもう一つ感銘を受けたのが、田久保裕一氏と安藤 純氏の二人が同じステージで共演したこと。
この二人は習志野一中の先輩後輩。”安ジュン” ”田久保先輩”と呼び合っている仲・。ウィーンの演奏旅行にも一緒に行った。その関係は今でもこうやって続いている・・・・。

・安藤氏の張りのある透き通った声は日本では数少ないスピントのテナー。きれいな声と豊かな表現力に魅了させ、ファンも大変多い。船橋市の中学校教諭。管弦楽指揮者として、全国優勝を9回、準優勝を10回受賞。各地の第九合唱団や市民合唱団、地域のアマチュアオーケストラなど、多方面でも活躍。
・田久保裕一氏の経歴はご存知の通り。音楽教育推進協議会(おんすいきょう)でも大変御世話になっている。彼の指揮法の講座はいつも定員をはるかに超えています。”どうしても、田久保先生の講座を・・・・”と熱望されている先生方が全国各地から多く集まってくる。

今回は練習・ゲネプロ・本番と聴かせてもらった。伝統ある名交響楽団ではあるが、今回のプログラムはチョットキツソウニ感じた。

彼の指揮を見ていると、結構厳しい練習に”ここまで 言っちゃうんだ・・・!!”と思うところもあったが・・。でも、指揮もとっても丁寧で分かりやすい・・・・。終始一貫しているのは彼の高い専門性はもちろんだが、豊富な経験と、周囲へのやさしい気働きは演奏者の心をまとめていった。本番では、優美さと躍動的,且つ情熱的でとても美しく、感動的な音楽に酔いしれた。素晴らしい演奏であった。

今回の練習からも、彼が全国に多忙な日々を送っていることも十分に納得。
安藤氏曰く”特に、今回田久保先輩の指揮を頼りにしっかり歌えました・・・感謝です・・・”と。
田久保氏は”安ジュン 良かったよ ウン(口癖)!!”。
この二人の出会いを知っているジジとしては、とってもうれしかった。それと同時に、会場一杯の聴衆を魅了させる素晴らしい彼らを誇りに思う。
忙しいのはうれしいが、時には”パウゼ”も必要です。身体を大事にしてください。
本当によかったです。ありがとう 
                   
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