2009年09月01日(火)
        ジジの音楽武者修行
     
                経験  感  感情      
                  〜今 想えば・・・・〜
                        
            
       NO 180

台風が遠ざかり、残暑が戻ってきました。真っ青な空に白い雲は新秋の兆しを感じます。

昨日と今日の温度差は11度。これじゃ初老のジジとジジ君には堪えます・・・。

朝顔の鉢を自転車に積んだお母さんと、大きな袋に宿題を詰めた子ども達が学校に向かっていました。通学路の角々には保護者や先生方が旗をもって”おはようございま〜す”と声をかけていました。近くの学校では避難訓練がおこなわれています。
”真っ黒く日焼けした顔”って最近多いのでしょうかね・・・。昔は、学校はじまって一週間くらいプールの時間があり、黒ンボ大会をやりましたが・・・・・。


いよいよ実りの秋。
先日学力テストの結果が出されたようです。「学力とは!!」(学校教育法30条)に示されていますが、”経験・感・感情”だけで教壇に立っていたジジの現職時代。学力などど考えて授業したことがあっただろうか・・・・??。

当時、”音楽の生活化”が叫ばれた頃。ある意味、音楽を通して生活指導的な意味合いをも含めた実践が流行ったころ。
主な行事の時には必ずグランドでアルトリコーダーの全校合奏(全校1000名を超える生徒達)を披露した。これが結構好評だった。伴奏は管弦楽(といってもリード楽器やエレクトーンを一部加えた編成)。関ブロ研究大会でも披露した。

「今週の歌」もクラスでもよく歌った。そのうち校内合唱コンクールもはじめた。授業は一斉型のみ。一人で演奏?する時はテストの時だけ。
鑑賞では曲名と作曲者を型通りに話し、後はだたジッーと聴かせるだけ・・・。(感想文は書かせなかったが・・・・)

でも、リコーダーはチョッと違った。1クラス50人以上がピーピー吹かれたらタマラナイ!!。ましてや全校となれば・・・。この”タマラナイ・・・!!”の感情が結果として音色やフレーズに気を配るようになったように思う。
歌になると”ともかくデカイ声で!!”。曲趣は無視・・・迫力のある合唱を求め続けた。

正に””経験・感・感情”の授業であった。
これではいけないと気が付いたのは、ズーと後の話し。今想えば随分と乱暴な授業をしていたものだと反省しきりです。

             
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