2010年01月10日(木)
        ジジの音楽武者修行

         
      〜 ビックリした 子どもの可能性〜

             2010千葉県管楽器ソロコンペティシュンから
                        
            
       NO 196

鏡餅を食べて健康をお祈りしました。
軽快な櫓太鼓の響き・・・夕日を見て思わず合掌しました・・。良い年でありますように・・・

このコンペチィションは、管弦楽の活動をしている千葉県内の小、中、高校生を対象にしたアンサンブルやソロを発表する場を兼ね、又、学生、市民が個人でも出場できる管楽器のソロコンテストを含んだ大会です(主催:千葉県吹奏楽連盟 理事長新妻 寛)。特に、今回弦楽部門の希望者が急増し、大会進行の関係から出演者数を制限せざるを得ない状況であった。

★部門
・小学校ソロの門 ・中学校ソロの門 ・小学校アンサンブルの部 ・高等学校ソロの部 ・中学校アンサンブルの部 ・高等学校アンサンブルの部 ・2010千葉県ソロコンペティション

★今年も、「2010千葉県管楽器ソロコンペティション」を聴いた(中・高20名)。毎年レベルが飛躍的にアップしているのには驚いている。この部門の凄さにビックりしている訳けの一つに、出場者(小・中・高・学生・一般)の年齢は問わず一律に審査をすること。今回は中学生・高校生20名だが、校種の違いは全く感じさせない凄腕の名演奏家揃いである。

随分前に全国コンクールを審査されている先生に伺ったことがある。”僕にはどの団体も凄くて全部素晴らしいく、甲乙つけられないのですが・・・先生は・・・・?”。 ”・・・・演奏を聴いて感動した気持ちを大事に評価していくよ・・・全員の審査員が同じ評価の場合もあるが・・・勿論ばらけたりもする・・・いろいろだよ。・・・だから音楽は楽しいんだよ・・・・”と話してくださったことを思い出す。

毎回、テクニックの凄さにはタダタダ脱帽。しかしながら、今回は、じっくり聴かせてもらうと・・・・”な〜るほど”と感じるところが多少分かりかけてきたようなところもある。

ビックリするほど指はよく回るが、拍感が不安定や細かなパッセージで各音の粒がもう少しクリアに出るといいな・・・その中に音楽的な表現が・・・・などとか。ゆったりした部分での音楽のつくりは・・・。もう少し表現の幅が広がると更に素晴らしい演奏になるのに・・・・。”全体の音楽の構成や音色にも・・・とか”などと勝手な思いで楽しんで聴かせてもらった。

それにしても、このハイレベルな名演奏家達には”空いた口が塞がらない”状態。タダタダ感動の限りである。

                      
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