2011年9月01日(木)
                   
音楽教育のより充実を〜                                                       
                                            NO 272

・昭和記念公園ではコスモス(秋桜)がいっぱいです。昼間は蝉の声、夜は虫の音・・・。田んぼの土手には彼岸花もチラホラと咲きはじめました。とっても高い空・・・。少しつづ秋の気配を感じます。いよいよ実りの秋・・・・。

・今年の夏もたくさんの素敵な仲間達と出会いました。猛暑の中、汗だくになって頑張る彼等の姿にはいつもパワーをもらいます。時節柄、コンクールとのかかわりが多いです。これも、呼ばれて行く場合と押しかけて行く場合の二通りがりますが・・・。いずれにしても、彼等の前に立つまでの不安と緊張が結構快感なところでもあります。もともと楽譜を深く読むこともなく、一つ曲のレコードを数枚用意し”気に入った・・・”部分を繋ぎ合わせた楽曲分析・・・。指揮は無手勝流・・・その指導は”経験と感とB型的感情”の強烈な講師指導型・・・。おおよそどの程度が予測がつくところでしょう。
いつもの口癖。”・・・先生とは違うけれど・・・今はジジについてきて・・”と一様前おきをする。そして、彼等の前に立つとついつい昔の血が騒ぎ出します。
後は・・・・の通り。それにしても、選曲が超難しい。よく演奏するとビックリ!!。

・”イザ・・!!”と指揮棒をもち音楽をつくっていくが・・・。指揮といつてもジジがやることだから大体程度が知れている。つまり、音楽の三要素「リズム・メロディー・ハーモニー」に「音色」を整理する・・・といった具合。ところが、これがなかなか厳しい。ビートを感じないリズム・・・歌心の無いメロディー・・・響きの薄いハーモニー・・・等々。”口で言うのは簡単だが・・”との反発が飛んできそう・・・。でも、”もうチョット気を配ればいいのにな〜・・・グ〜ンといい演奏になるのに・・・惜しいな〜”と思うこともある。

・この思いは、コンクールに限らない。その演奏には指導されている先生の音楽観が見え隠れする。授業とてしかり。音楽科は「美的情操の陶冶」に迫るもの!!と、先輩に指導されたことがとても懐かしい。

・「実りの秋」。一人一人が楽しい音楽活動を通して音楽よさや楽しさを感じるとともに、音楽の素晴らしさや感動する心を育む教科として存在していることの意義を再認識したいものだと感じることもあった。

                  
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