2012年1月27日(金)
                   〜 一歩前に進んだ仲間達 〜
                        三冠に輝く

                                          NO 291

                 歌うことの楽しさと挑戦の日々
         県合唱アンサンブルコンテストで3冠に輝く


 歌うことが大好きな子どもたちで結成されている合唱部は、毎日練習を重ね校内や地域の行事に積極的に参加しています。昨年11月に行われた“福祉ふれあいまつり”では、お聴きになった方が「とっても上手でよかったわぁ。たくさん練習したんでしょう。また、聴かせてくださいね。」と声をかけてくださった。私たちの演奏を笑顔で聴いていただけたり、声をかけてくださったりすると、とっても嬉しく感じます。大げさな様ですが、歌で心が通い合う“音楽の素晴らしさ”を感じます。

 
 もうひとつ、大事にしていることは、コンクールへの参加です。コンクールは私たちを成長させてくれる貴重な経験の場となります。私たちの課題はのびやかで透明感のある声づくりと表現力の向上です。声づくりといっても十人十色の声を“音色”や“響き”を少しでも透明に近づけるということは至難の技です。表現力には発声と密接な関係の中で、言葉を生かした演奏が求められます。

曲づくりの過程で気持ちを集中させ、お互いに磨き合い鍛え合うことの大切さも次第に学んできました。最近は自分達が目指す”声”についてちょっとわかるようになり、反応もよくなり意欲も高まっています。
まだまだ課題はたくさんありますが、私は少しでも目標に近づけるよう日々の練習を積み重ねる過程にこそ大きな意味があることを感じてほしいこと。また、コンクールという厳しい場に挑戦し続けることの大切さを大事にしてほしいと願っています。

 
東日本大震災で無残にも1台の壊れたピアノが映し出されていました。その後、そのピアノを直して、もう一度そのピアノで歌いたいという熱い思いが半年以上の歳月を経て実現されました。
その間、多くの人々の手でよみがえったピアノと共に希望の響きが広がったとレポートされました。とても感動し、改めて”音楽の力”を強く感じました。

 
 
それにしても、6年生も卒業が近い中。全員で嬉しい結果を残せてとてもうれしく思います。応援いただいている多くの方々に心より感謝しながら、これからも歌大好な子ども達の気持を大切にし、よりよい感動を体感できるようにレベルアップに向けて努力していきたいと思います。
                             (小磯宣枝)

・頑張りが実って素晴らしい成果を納めた仲間を紹介します。学校の合言葉の一つ”歌いっぱい”の推進役として活躍しています。音楽集会もとっても楽しくきれいな歌声でいっぱいです。歌大好きな仲間達にとって大変嬉しいできごとでした。それは、三つの金賞をいただいたことです。



              第22回千葉県合唱アンサンブルコンテスト
                     (主催:千葉県合唱連盟)
紅 葉 高野辰之作詞 岡野貞一作曲
飯沼信義編曲
ピアノ:深松理花子  銀賞
夕やけ こやけ 中村雨紅作詞 草川 信作曲
横山潤子編曲
無伴奏 金賞
              
         千葉県習志野市立大久保東小学校合唱部(4・5・6年生 71名)
    校長 牧野岳彦   顧問 小磯宣枝 深松理花子 末永直子 矢田部真由美 

重唱の部

すきなひと(三部) 片岡 輝作詞  大田桜子作曲 指 揮:小磯宣枝
  ピアノ:深松理花子    
金賞
時の扉(二部) 美鈴こゆき 作詞/作曲  指 揮:小磯宣枝
   ピアノ:深松理花子    
金賞

         ▲トップヘ       ■バックヘ

合唱の部