2012年2月18日(土)
                      〜ふるさと 三点セット”

                                          NO 295

・三点セットを求めふるさとへのプチ旅の続きです。

・40数年前(中2)に、はじめて東京に時、急行「阿蘇号」に乗るため熊本駅で長蛇の列(指定席など無く、一等、二等の時代)中の一人として”まだかな〜・・”と退屈しながら眺めていた仏舎利塔が出迎えてくれた。

・改札口を出ると観光案内所に直行。”馬刺身、辛子蓮根、そして球磨焼酎を・・・・の店を・・!!”と。駅ビルにあるとのこと。周りを懐かしむ余裕もなく「火の国茶屋」にまっしぐら。馬刺し880円 辛子蓮根450円。焼酎380円をオーダ。

・聞かれもしないのに”博多まで来たのでチョッとだけでも熊本の空気をと・・・・・数10年ぶり・・・人吉出身で・・・と勝手に喋った。

・”焼酎は何で飲みますか・・・”。もちろん常温で。ピンク色に近い新鮮でさっぱりした食感の馬刺し。醤油も少しトロッとして、甘めの味。辛子蓮根も確かに辛い。昔、名物に美味しも無い!”と言われ美味しく感じなかった記憶があったが、それとは違う・・・・。いずれもなかなか美味である。

・チビリチビリ、ゆっくりと一味一味を確かめながら楽しいんでいただいた。・・・少年から大学時代までの思い出が走馬灯のように思い出される至福の一時である。

・夕方までに博多に帰る都合から、駅前をグルリと見渡した。広い空間に駅舎も市電の立派に変身。深呼吸して”これが熊本の空気だ・・・!!”と心に刻んだ。改札口に行った。新大阪駅行き「さくら」に乗り、満席近い状態で博多に向かった。

プチ旅?だったけど、行ってよかったと思う。今度は”ふるさと球磨に行くぞ”と誓った。

・追伸
”ろくちょうし”。これが幻の球磨焼酎です。もちろん米。ジジの少年時代に住んでいた地元(熊本県球磨郡西村:池部酒造))のつくり酒屋の絶品。10数年前に製造中止になり手に入らない我が家に一本だけある幻の焼酎。

                 
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