平成20年度・前期「音楽科特別講座」から その2 <東京会場> ● 全体講座@「新しい学習指導要領について」 〜これからの音楽教育に求められるもの〜 高 須 一 (文部科学省教科調査官) ● 全体講座A「マサさんの楽しい鍵ハモ講座&ライブ」 松田 昌&佐山雅弘 松 田 昌 (名古屋音楽大学客員教授・ピアニカ奏者) ● 全体講座B「作曲家ってフシギ」 青 島 広 志(作曲家) ● 全体講座C「ホリスティクなスタンスで合唱を楽しもう」 松 井 孝 夫 (東京学芸大学附属大泉中学校教諭、作曲家) ● ワークショップ 20 講座 平成20年8月21日(木)・22日(金) 会場 東京音楽大学 主催 音楽教育推進協議会 |
後 援 文部科学省 東京都/神奈川県/千葉県/栃木県/群馬県/山梨県/長野県/埼玉県/茨城県/新潟県 各県教育委員会 横浜市/川崎市/千葉市 各教育委員会 東京都小学校音楽教育研究会/神奈川県小学校音楽教育研究会/埼玉県音楽教育連盟/千葉県教育研究会音楽 教育部会/栃木県小学校教育研究会音楽部会/群馬県音楽教育協会/茨城県教育研究会音楽教育部会/山梨県 小中学校音楽教育研究会/長野県音楽教育学会/新潟県音楽教育研究会/横浜市小学校音楽教育研究会/川崎 市立小学校音楽教育研究会/東京都中学校音楽教育研究会 協 賛 ヤマハ株式会社 |
はじめに 平成20年度より、「東海北陸21世紀の会」の先生方とご一緒に、新たに「音楽教育推進協議会」として再スタート しました「平成20年度・前期音楽科特別講座」が、名古屋会場・東京会場で開催されました。特に、東京会場に おいては、東京音楽大学の全面的なご支援ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。また、800名を超える 大勢の先生方にご参加をいただきありがとうございました。 今後もより一層現場の先生方のニーズを直視し、少しでもお手伝いできればと考えよりきめ細かな講座にしていきた いと考えております。 予告 「平成20年度・後期音楽科特別講座」 東 京会場 平成21年1月18日(日) 会場:東邦音楽大学 名古屋会場 平成21年2月21日(土) 会場:名古屋音楽大学 |
◆全体講座B 作曲家ってフシギ 音楽の歴史を何人かの重要な作曲家の作品を基に演奏と絵、お話とで解説します。 目からウロコの音楽史です。 青島 広志 作曲家 |
◆全体講座C 「ホリスティクなスタンスを楽しもう」 合唱そのものの持つ美しさや楽しさを感受するとともに、学びという大きな裾野の中で教科間の総合的なつながりを意志して表現活動を展開していく方法を考える。 松井 孝夫(東京学芸大学附属大泉中学校教諭、作曲家) |
■ ワークショップ 11 指揮の工夫@ 教科書教材編 笹森 敏明 指揮、作、編曲家 |
先生は 楽しく指導していますか? 子どもたちは 楽しくうたっていますか? 先生が怖い顔をしてしまっては 折角のステキな曲も・・・・・ 生徒は先生の鏡(先生は生徒の鏡・・・?) 先生が楽しく指揮をすれば ほら 子どもたちも・・・・ チョット気持ちを切り替えると 誰でも すてきな 名指揮者 そのポイント 1 指揮するとき 先生はどこを見ていますか? 子どもたちは どこを見ていますか? 2 いい呼吸をすると 声がでてきますよ 先生は どんないい呼吸をしていますか・ 3 あっちのパートとこっちのパート 右手と左手 どう使ったら 慌てない慌てない 力を抜いて歌ってみたら ほら・・・ すてきな歌声が 学校中に響きわたります そうなんです 指揮することって 子どもたちと一緒に 楽しく音楽することなのです |
■ ワークショップ 12 指揮の工夫A 楽曲指揮術編 田久保 裕一 指揮者 |
課題 1 心には素晴らしい翼がある 2 この星に生まれて 3 未来みつめて 4 櫻の下で 手を動かす前に 指揮者ってなあに? 指揮者の役割は? 指揮はかたちじゃないよ、きもちだよ 指揮はかたちじゃないよ、 方向だよ 指揮台にあがったときの心得、3か条 指揮者は 音を( )る ( )かす ( )く 指揮者の勉強、 下調べについて 指揮棒について(選び方と持ち方) さあ手を動かそう! 予備うんどうの注意 手は最終手段。きっかけは( )と( )お使って! 指揮のいろいろな技について 立体的に空間を使って指揮してみよう 左手の使い方いろいろ 癖のなおし方を伝授?! かっいい指揮の仕方って? 姿勢、構え方について フェルマーターについて その他皆さんの質問にお答えします。 学生指揮者のためのワンポイントレッスン |
■ ワークショップ 13 シベリウス@ 楽譜作成はじめの一歩 菅野 直樹 音楽教育推進協議会 理事 |
Sibelius5は楽しい! 簡単! きれい! その特徴を知ろう ・パソコンキーボードでの音符入力が簡単 (もちろんマウスでの貼りつけ入力もOK ・MIDIキーボードでの入力も可能 ・入力とどうじにレイアウト・浄書がされている ・スコア入力とどうじにパート譜が作成されている(超便利!!) ・パノラマ機能で更に見やすく ・作成した楽譜をその場で再生♪ ・歌詞入力も簡単 ・管楽器等の運指入力も簡単 ・他のソフトへの貼り付けができる ・自動アレンジ機能搭載 ・スキャナーでの楽譜読み取りができる ・MIDIデーターで音として保存することができる ・CDに音源として保存することができる |
「Sibelius 5」では多くのショートカットキーを駆使することで、マウスでの細かい操作を少なくし、ワープロ感覚で「簡単で美しく」譜面を作成することができます |
■ ワークショップ 14 シベリウスA 活 用 術 高山 直也 作・編曲家 |
〜パソコンを楽器にしよう〜 パソコンで楽譜をつくろう、アレンジしよう! ■ 第1日目 〔シベリウス〕ワンランクアップ操作術! 最新の「シベリウス5」の新機能を総会しながら、 「シベリウス」の基礎操作と、操作のコツとは・・・・。 ■ 第2日目 「シベリウス」でアレンジしよう! 「シベリウス 5」を活用しながら簡単なアレンジにチャレンジ |
■ ワークショップ 15 管楽器活用への第一歩<指導の基礎> @ トランペット初級編 近江 博幸 音楽教育推進協議会 理事 |
○出会いはこんなところから? 唇がふるえれば、こんなものも音が出る! ・まるめた画用紙 ・筒状のものなら何でも ・りコーダーも ○マウスピースはもっと吹きやすい! これをつければ何でも楽器に早変わり。 ・どんなおとが出るかな? ・いろんなものでためしてみよう! ・ピアニカやリコーダーみたいにタッタカタッタッター (タンギングも同じだよ) ○本物のタッパが吹きたいな! ○ちゃんと練習してみよう! ・息はたくさん吸って! ・マウスピースの当て方は大丈夫かな? ・ホッペがふくらんでるのはいいのかな? ・下唇の下が「うめぼし」みたいにふくらんでいるな? いいのかな? ○思った音がでるように練習だ!(うたうのとおなじように) ・マウスピースの音は歌った高さと同じか ・楽器でも同じ事をやってみよう! ・いっぱい吸って ながーく、プー!(ロングトーン) ・違う音でもプー(フィンガリング) ・いろいろなリズムでタッタカター(タンギング) ・同じ指でいろいろな音がサイレンみたいにピーポー(リップスラー) ・ドレミをおぼえてドレミファソー! ・しっている曲を吹いてみよう ・みんなであわせて合奏だ! |
■ ワークショップ 16 管楽器活用への第一歩<指導の基礎> A フルート初級編 田中 秀子 音楽教育推進協議会 講師 |
T 楽器の仕組みを知ろう(フルートってどんな楽器) U どうやって音を出すの? ♪口の形(アンブッシュア) ♪息のスピード ♪お腹の支え(横隔膜) V 音が出たらタンギング(発音)をしてみよう W 楽器を組み立てて構えよう ♪楽器の組み立て方 ♪持ち方・構え方・姿勢 X音と指(運指)を覚えよう Y覚えた音と指で演奏してみよう |
■ ワークショップ 17 管楽器活用への第一歩<指導の基礎> B クラリネット初級編 石井 孝明 音楽教育推進協議会 講師 |
・はじめに ・楽器の名称と組み立て ・音の出し方(アンブシュアと導入の) ・左の手 ・右の手 ・音域を広げて ・小曲を用いて(曲の中での使い方) ・質疑応答 ・おわりに |
■ ワークショップ 18 小学校で学習する吹く楽器 小池 伸幸 バンドディレクター |
活動場面にあわせた教科書教材に管楽器を取り入れる工夫をして楽しい授業体験をしましょう。 ○音楽室に管楽器が眠っていませんか? 授業の中で効果的に使用できたら楽しいかも・・・ ○クラスの中でバンドの部員はいませんか? 合奏の中で管楽器が活用できたら教科書教材が素敵に生まれ変 わるかも・・・ ○管楽器の指導は難しいと思っていませんか? 子どもたちには難しいといった意識はありません。 手づくりの道具を活用し管楽器導入のきっかけを作りましょう 先生は楽器が吹けねくても大丈夫 |
■ ワークショップ 19 和楽器講座@ 筝の調べ 麻井 紅仁子 正派邦楽会 生田流筝曲 大師範 |
講習で重視しているのは(筝)の初期導入を専門家に委ねるのでなく、音楽教師の手で行なうことの重要性の理解と、そのためのノウハウを伝えます。 和楽器(筝)だから・・・日本音楽を!筝の楽曲を!と最初の段階から固定観念を抱くのでなく、日本音階や筝の音色そのもを効果的に経験することで、従来生徒たちの音楽嗜好への選択肢を広げることに結びつくことを目的とした導入方法を学びます。 |
◇実技体験 *演奏体験と調弦(陰音階・平調子)や楽器の特性を同時進行 1 (サクラ)の演奏を完成し、伴奏をいれての体験 2 (さくら)を使った実例導入例を説明 3 日本音楽の基礎音階(五音音階)の体感とその重要性 (七音階との微妙なちがいを含む) *陽音階・乃木調子に変換 1 虫の音をマスターし、授業への導入方法 ・調弦を七音階に移動して、対象学年に応じた曲jの演奏 ・授業への導入「筝の実践導入例」 1 メロディー楽器・打楽器・伴奏楽器など多彩な使用法 ・琴の代表的な曲(六段・春の海)などを、初心者にアレンジ指導 1 教室にある洋楽器と合奏法(アンサンブル指導) *基礎奏法 ・トレモロ ・押し手 ・輪連 ・あわせ爪 ・ピチカートなど 1 筝の歴史 |
■ ワークショップ 20 和楽器講座A 和太鼓を叩こう 関根 まこと 和太鼓奏者 |
和太鼓を指導するにあたってのポイント 1 基本演奏を学ぶ 構え方 叩き方 2 基本リズムを叩いてみよう 3 和太鼓を楽しむためのアドバイス |