オペラに挑戦した有志合唱団のこと
                 
                   
オペラ・ガラ コンサート
                    ビゼー<カルメン>より抜粋
                      〜町の子どもたち〜
          
           児童合唱団:千葉県習志野市立津田沼小学校合唱団
                    顧問 石井幸恵 菊池木綿

           〜♪・・・”兵隊さんと一緒に 僕らもきたぞ・・・♪〜

おじさんやおばさん達がとっても温かく迎えてくださいました。
大編成のオーケストラと大人の大合唱団。その中での児童合唱団35名。チョッと緊張気味。戸惑う子ども達・・・。”のどにいいのよ・・”といって飴をいただきました。
この大編成とソリストの音に、子ども達の歌声が飲み込まれてしまわないかと不安でした・・・(石井先生の話)。でも、大人の合唱団の前のひな壇の上で歌わせてもらいました。子ども達もがんばって歌い
ホールによく響きひと安心しました。


鈴木賀子先生が練習にきてくださいました。
専門家の凄い声にマズ ビックリ!!。”笑顔で・・・明るくネ・・・”とニコニコ顔でテンポよく教えてくださり、みんなの歌もドンドン雰囲気がでてきました。

☆鈴木賀子先生(アルト・合唱指揮)と子ども達の練習風景

有志合唱団のこの子たちで大役が務まるのだろうか・・・”と不安一杯でした。でも折角の機会なので、挑戦する気持ちで音とりをはじめました。最初は”本番は譜面を見ていいよ・・・”とのことで安心しまたが、結構早く暗譜ができました。それでパフォーマンスが導入され一段とたのしい演奏になりました。

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☆<カルメン> 挑戦のはじまりです

演出家さんから、手を振る・・・足ぶみ・・・ラッパを吹く・・・などの振り付けの注文がだされました。
チョッと恥ずかしかったけど、”おもいっきりやろうね・・・楽しくなるよ・・・”とピアノを弾き、歌いながらバンバン引っ張っていく先生につられて次第にその気になってきました。

習志野文化ホール開館30周年記念事業に出演することになりました。

    演目はビゼー<カルメン>>より抜粋
      ・町の子どもたち:児童合唱団  

長い曲中で”どこで歌いだし・・どこまで・・・そして、どこで入るの・・・”。更には、振り付け・・・・等々・・・。頭は変になりました。全曲憶えるのは大変だったけど、練習が楽しくなりました。

パフォーマンスを入れたことで、子ども達の表情が明るくなってきました。

”合唱コンクールに参加してみない・・・!!”。先生の呼びかけに集まってきた4・5・6年生38名による有志合唱団。
練習は基本的には昼休みの20分程度を週2回だけ。コンクール等が近くなると臨時に練習日を設ける。練習時間がとっても少ないけど集中して頑張りました。

☆リハーサル

歌詞”1、2と歩け・・・”では”1、2”が元気な掛け声で”と歩け・・・”は歌声で。それも瞬時に歌い方を変える。戸惑いも多かったけど楽しい初体験です。

☆いよいよ本番

〜♪・・・サー エスパダ  その刃で  とどめの一撃・・・♪〜

〜♪・・・きたぞ 闘牛士だ  みんながきたぞ・・・♪〜

・初ステージのNHKコンクール県予選に出場しました。。満足の笑顔で記念写真です。

ライトをあびてイザ本番!!。会場は満員!!。
綺麗な衣装を身に纏ったソリストや舞踊の人々。指揮者(田久保裕一氏)の燕尾服・・・。”ソリストのすばらしい歌声や声量、迫力の凄さ。それにオーケストラや指揮者などを真近かに見たのは初めて。
”これがオペラなんだ・・・凄い・・!!”と思いました・・・と。

・間違わないで歌えてよかったです。
・おもっきり歌い、とってもいい気持ちでした。
・歌っていながら、鳥肌が立ちました。
・合唱を続けていて良かったです。
・音楽って凄いな・・!と思いました。・・・・・

何度もカーテンコールがあり、ソリストに花束をわたしたのもチョット興奮しました。でも、とってもいい気分がしました。

一生に2度と無いであろう、貴重な体験をした有志合唱団でした。

         
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