平成21年度・前期「音楽科特別講座」から <名古屋> ● 特別講演@「新しい学習指導要領について」 〜これからの音楽教育に求められるもの〜 高 須 一 (文部科学省教科調査官) ● 実践講座A「未来を拓く子どもたちへのメッセージ」 松 井 孝 夫 (東京学芸大学附属国際中等学校教諭・作曲家) ● ワークショップ 7 講座 平成21年8月 6日(木)・7日(金) 会場 名古屋音楽大学 主催 音楽教育推進協議会 |
◆ 実践講座 「未来を拓く子度もたちへのメッセージ」 〜松井孝夫の世界〜 松井孝夫 東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭 作曲家 |
■ 実技選択講座 G 打 楽 器 の 基 礎 高田富久子 打楽器奏者 |
先生は 楽しく指揮していますか? 子どもたちは 楽しくうたっていますか? 先生が怖い顔をしてしまっては 折角のステキな曲も・・・ 生徒は先生の鏡 (先生は生徒の鏡) 先生が楽しく指揮すれば はら 子ども達も・・・ ちょっと気持ちを切り替えると だれでもすてきな 名指揮者
|
■ 実技選択講座 F 指 揮 法 笹森 敏明 指揮、作・編曲家 |
○出会って1ケ月で学ぶこと 1、姿勢(持ち方) 2音を出す時、出さない時 3、いい音 4、世界共通指番号 5、タンギング 6、つばぬき ○3年生で何を育てる ・吹ける!楽しい!リコーダーが好き! ・左手だけで拭ける曲をたくさん ・自分たちは 上手い!! *出会う曲で育つもの、磨かれるもの ○高学年 4年〜6年では名曲と出会わせたい ・低音や高音のポイント<指+息のスピード> ・難しくても 知っている曲? ・簡単でも美しい曲 楽しい曲を ・さび は吹ける ・1フレーズだけでもいい! ○5分あれば ・まねりコ ・空とぶじゅうたん ・4拍リレー ・タッチ合格システム ○アルトリコーダー ・「助っ人アルトリコーダー ・小さい学年ほど カンタン! |
■ 実技選択講座 E リコーダーの基礎 長岡むつみ 鈴鹿市立桜島小学校講師、 リコーダー指導者 |
■ 実技選択講座 D 模擬授業(私の授業) 柴田 知子 岡崎市立六ツ美南部小学校 教諭 |
■ 実技選択講座 B 教科書教材料理法 中学年 加藤 幸平 音楽教育推進協議会 理事 |
■ 実技選択講座 A 教科書教材料理法 低学年 佐々木英子 音楽教育推進協議会 講師 |
◆歓迎コンサート 名古屋音楽大学学生による 1 ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D898 Op99 より 第1楽章 シューベルト 2 G線上のアリア バッハ ピアノ 山田那奈代 ヴァイオリン 春日井絢子 チエロ 河井裕二 |
昼休み時、日頃の実践の中で様々な悩み等を意見交換や音推協の先生方がアドバイスをしながら課題解決を図っていくコーナーです。
■ 音楽相談コーナー |
後 援 文部科学省 長野県教育委員会 富山県教育委員会 石川県教育委員会 福井県教育委員会 静岡県教育委員会 愛知県教育委員会岐阜県教育委員会 三重県教育委員会 名古屋市教育委員会 浜松市教育委員会 協 力 名古屋音楽大学 協 賛 ヤマハ株式会社 |
○リズムであそぼう ・拍に合わせて歌ったり身体表現をしてみよう ・拍の流れを感じてリズムを表現してみよう ・ことばとリズムッて? ・身の回りの音であそぼう・・・音から音楽へ ○楽器であそぼう ・あそびの中での大切なお約束 ・おもちゃじゃなくて「楽器!」 ・鍵盤ハーモニカの導入指導のコツ はじめて楽器にどきどき・わくわくの子ども達! 楽しく効果的な指導法をさがしてみよう ・鍵盤ハーモニカの基本的奏法 鍵ハもの達人になってみましょう♪ ダブルタンギングに挑戦してみましょう 和音奏に挑戦してみましょう ○合わせてあそぼう ・歌唱の活動と器楽の活動(楽器は大切なスパイス!) ・低学年のグループ学習の課題の工夫 ・聴く力を育てること |
メッセージ <子どもと歌を結ぶ架け橋に・・・> 歌を歌うことで生まれる喜び、仲間とともに合唱することで得られる感動、どちらも体験してみてはじめて「歌っていいな!気持いいわあ!」などど感じられるものです。 まずは、そういう体験のうずの中に子どもたちを引っ張り込んでいって、歌うことの楽しさ、合唱のすばらしさを肌で味わわせること・・・そこから始めたいものですね。もちろん日々授業の中では、いろいろな音楽の種を蒔いて、音楽的知識や視野を広げていくわけですが、子どもたちには歌心をしっかり根付かせていきたいと思います。 私の歌が少しでも、子どもたちと歌を結ぶ架け橋となってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。 |
<楽器の特長、役割> ・たたき方、音色の違い バチで 手で その他 ・注意すること <各楽器で知っておきたいリズム・テクニック> ・少しの技でカッコよく見せる! 聴かせる! <コール&レスポンス> <お気に入りのリズムを組み合わせて曲をつくろう> ・ポイントは・・・ ビート(8ビート、16ビーと etc) テンポ 強弱 楽器(音色) <楽譜にあわせて楽しいアンサンブルに挑戦!> |
みんなの心がひとつになるよ 〜音楽を楽しむ子どもを育てたい〜 1 子ども達にかける願い 2 音楽 3 音楽の授業で、求める子どもの姿 @音楽の授業だけがもつ魅力 子ども 先生 A先生がすべきことは 4、これだけは、これこそは |
楽しい音楽学習の工夫「教科書教材料理法」 授業の導入を考える ・リズムから旋律へ、旋律から音の重なりへ、美しい和声 の響きを感じましょう ・「音楽づくり」を意識した音楽遊び 表現の活動 ・基礎的な技能を向上する工夫 ・フレーズ感を育てる 体験しよう ・音を音楽に発展させる手立て ・表現の工夫 ・創作へのあしがかり |
○中学年で何を学習する?「新学習指導要領」 今まで学習とこれから学習 ・現行を基にして新学習指導要領への移行 低学年からの発展と高学年への発展 ・学習指導要領から見る系統性 中学年での「共通事項」を考える ・指導事項と共通事項「わかる」と「できる」 ○楽しい音楽学習の工夫「教科書教材料理法」 授業の導入を考える「遊びからの学び」 ・リズムから旋律へ ・「創作(音楽づくり)」を意識した音楽遊び 表現する活動(歌唱・器楽)で「感じる」と「聴く」 ・「歌う」と「吹く」の基礎的な技能を向上の工夫 ・何を感じて工夫する?(音楽的感受と表現の工夫) ・何が違うの?「感じる学習」と「聴く学習」 どうする?「創作(音楽づくり)」 ・音を音楽に発展させる手立て ・つくった音楽をどう生かす? ・「創作「音楽づくり)」って作曲することなの? |
低学年の児童にとって音楽は「遊び」の延長上にあるのかもしれません。 音楽の楽しさに気づき「遊び」から「学び」へと発展させるには? 新学習指導要領の共通事項をふまえて その手だてとなる教科者教材をアレンジしてオリジナルレシピをつくりましょう |
◆全体講座@ 「 新学習指導要領の移行期における課題 」 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 国立教育政策研究所教育課程課研究センター研究開発部教育課程課調査官 高須 一 先生 |
名古屋音楽大学”めいおんホール”に入ると「ピアノ三重奏」(名古屋音楽大学の学生さんによる)で迎えられた。すばらしい環境と生演奏は多忙な日々を一瞬忘れさせまた、この講座への期待が一段と膨らんだようでした。 今後もより一層現場の先生方のニーズを直視し、少しでもお手伝いできればと考えよりきめ細かな講座にしていきたいと考えております。 会場をご提供いただいた名古屋音楽大学学長 大口光子様には心より感謝申し上げます。 予 告 後期講座開催日 平成21年度・「後期音楽科特別講座」 東 京会場 平成21年12月26日(土) 会場:東邦音楽大学 名古屋会場 平成22年 2月20日(土) 会場:名古屋音楽大学 |
すてきな歌声が 学校中に響きわたります そうなんです 指揮することって 子ども達といっしょに 楽しく音楽することなんです |
ピアニスト 山田那奈代
■ 実技選択講座 C 教科書教材料理法 高学年 山田 洋一 音楽教育推進協議会 理事 |
■めいおんホール
名古屋音楽大学「博聞館」4F、5Fが吹き抜けとなった”めいおんホール”は聴く人を満足させる音楽にこだわったホールです。