今回の特集  | 
      
      研究主題 思いや願いを 楽しく表現できる児童を育む  | 
      学校のこと  | 
    
体育館一杯の立体的な音響。8ビートのリズム(ヤマハ SE−7000のリズムボックス・リズムパター ン活用)にのりながら次々に入場してきます。ステージではリーダーさんから”大きな声で楽しくやろうね…。 カラフルな衣装も素敵に演出してくれました。子どもや先生も自然体でノリノリでした。松下校長さんの吹奏 楽団の指揮もなかなか決まっています。(ご自分は甲子園にいった経験のある体育会系とか…。 高学年のきれいなハーモニーの歌声にも聞き惚れてしまいました。大勢の参観者も楽しい雰囲気に飲まれた 楽しい集会でした。
・入場から退場まで音楽に包まれてとても楽しい集会でした。児童の司会もテンポよくみんなでさあ歌おう、 踊ろうという気持ちになるような感じでした。 ・すべての子どもが音楽の楽しさを身体全体で味わい、身体全体で表現している姿に感動しました。 ・場面構成がよく工夫され、子ども達、先生方、それに参観者が一体感をもてた楽しい集会。 ・吹奏楽団、ヤマハSEー7000内蔵リズムやMIDIデータを効果的に活用したワクワクの集会でした。 ・松下校長さんをはじめ、担任の先生の指揮による吹奏楽演奏「東日本大会銀賞受賞」もさすがと思いました。 ・どの先生も自分流に、リズムを感じ・音楽の楽しんで生き生き表現されている姿に感動しました。 ・ALTの先生も民俗楽器を持ち込みノリノリ。この雰囲気で学ぶ子どもの幸せを感じました。 全校音楽集会進行計画
| 集会テーマ   楽しもう!心でかなでるミュージック 2学期テーマ 心をつなごう!あいことばはハッピー!〜歌声を合わせて〜  | 
    
| 時間 | 主な活動 | 動き | |
| 13:30 | 入場「リズム遊び」  | ※自分の好きなリズムを 選んでやる。  | 
    |
|                          リズム遊び 8ビートのリズム 
  | 
    |||
|          サンバのリズム(A/B/Cパターン)                         ☆集会委員の「1,2,3,4,」の合図で「やっ!」で終わる  | 
      |||
| 13:33 | 吹奏楽団の演奏に合わせて整列  | 
    ||
| 13:36 | ★1・2年生 斉唱・身体表現「帰りの会のサンバ」 【フロッピー】  | 
      ※低学年はリズムにのり ながら体育館中央に移 動して発表する。  | 
    |
      
  | 
    |||
| 13:40 | ★吹奏楽団演奏 「Red,White & Brass」  | 
      ※全員吹奏楽団の方 に体を向けて座る。  | 
    |
      
  | 
      ※集会委員は各学年の前 に出てリズム遊びをす る。  | 
    ||
| 13:47 | ★全校 ボイスアンサンブル 「グーチョキパー!」 【リズムボックス】 
  | 
    ||
13:50  | 
      
      
  | 
      ※曲の前に代表の児童た ちは学年の前に出て言 葉を言う。  | 
    |
★3・4年生 合唱「シーラカンスをとりにいこう」 【フロッピー】  | 
    |||
13:54  | 
      
      
  | 
      ※指揮者に合わせて姿勢 を整える  | |
★5・6年生 合唱「With You Smile」 【ピアノ】  | 
    |||
13:57  | 
      
      
  | 
      ※先生方は体育館に 集まる。  | 
    |
★全校 合唱「Oh Happy Day!」 【フロッピー】  | 
      ※歌いながら全員中央に 少しずつ集まってく る。  | 
    ||
14:00  | 
      
      
  | 
      1番…その場で歌う。 2番…歌いながら退場開始。  | 
    |
| 退場 「南風にのって」 【吹奏楽伴奏】 | 
○授業風景
第1学年4組 指導者 原田 由里香 題 材 どんなようすかな 題材目標 ・情景を想像しながら、気持ちをこめて表現する。 ・音楽の感じからいろいろな場面や様子を想像して聴く 主な内容 ・フロッピーオルガンのリズムボックスや伴奏を活用 第2学年2組 指導者 森 美香 題 材 歌っておどってみんなで楽しもう 題材目標 ・拍の流れやリズムの楽しさを感じて、聴いたり表現したりする。 ・リズム伴奏を工夫して、友だちと合わせる楽しみに気づく。 主な内容 ・リズム遊びの発展として、いろいろな楽器に触れながらラテン音楽を楽しむ ・鑑賞ではプロジェクターで本場のラテンを楽しむ 第3学年3組 指導者 鈴木 陸 題 材 子どもの歌めぐり 題材目標 ・日本や世界の子どもの歌を聴いたり、友だちと遊んだりして楽しく。 ・曲の情景や気持ちを表現する楽しみを味わう。 ・日本の歌唱や外国に昔から伝わる歌を歌い、二部合唱を楽しむ。 主な活動 ・4グループに分かれ、「こぎつね」「村祭り」を合唱する。 ・合唱練習には、ハーモニーキーボード(ヤマハSHK−1000を活用)
 
 第4学年4組  指導者  片山 利枝
         題 材  音楽でえがこう
        題材目標 ・曲の特徴や歌詞を感じ取り、ハーモニーを楽しむ。
             ・いろいろな楽器を組み合わせ、演奏を
             ・友だちの声の響きや音の組み合わせに気づき、お互いに高め合うことができる。
        主な内容 ・「信じてる」にハーモニーキーボード(ヤマハSHK−1000)のT、W、
              Xのボタンを押しながら速さの工夫をする。
              ・歌声の振り返りのためにテープレコーダーを使用。
 第5学年3組  指導者  井出  哲
         題 材  豊かな表現を楽しもう
         題材目標 ・楽曲の特徴や曲想を感じ取って、表現に生かして演奏する。
             ・楽器の組み合わせや、フシ、リズムの変化に気をつけて鑑賞する。
        主な内容 ・「ホローシャイニングブルー」をフロッピーオルガンで高低パート練習をする。
             ・学習カード、書き込み用楽譜をつかって“よりよい表現は何か”を求める。
 第6学年2組  指導者  福井 郁子
          題 材  豊かな表現をめざして演奏しよう
        題材目標 ・様々な楽器の音色や組み合わせによる合奏の響きや演奏を楽しむ。
             ・楽器の響き合いの美しさを味わったり、曲想を感じとったりして表情豊かに表現する。
        主な内容 ・合奏曲「君をのせて」を吹奏楽団の児童と学校にある管楽器を使って伴奏をつくりあげる。
              ・メロディー(リコーダー・鍵盤ハーモニカ他)、伴奏1(オルガン・アコーディオン他)
                            伴奏2(鉄琴・木琴)、バス(バスマスター・オルガン他)
                            リズム(小・大太鼓、トライアングル他)
・子ども達の自然体で活動する様子がとってもよかった。 ・合唱指導でハーモニーキーボードの素晴らしい活用、すぐ実践できそうな指導法と教材の準備が参考になった。 ・フロッピーが使えるオルガン、リズム遊びが参考になった。 ・ハーモニーキーボードを使った2部合唱の音トリ、ハーモニーづくり参考になった。 ・授業開始前の先生のギターに合わせて取り巻く子らを見て、普段の音楽活動や授業の様子が予想されとてもよ かった。 ・一人一人が自分のリズムをよく覚えて打ち、友だちと合わせるととてもきれいになるのが素晴らしかった。 ・子ども達が自分で楽器を選んだり、人数配分を考え、一つのものを創っていこうとする様子、姿勢が素晴らしい。 ・吹奏楽のメンバーがリコーダー等の積極的にアンサンブルしようという気持ちに心打たれた。 ・4人の初心者トランペットの挑戦する心に、普段の授業の積み重ねの大切さを痛感した。 ・管楽器のドとソだけでもアンサンブルが楽しめることが分かった。早速、音楽室に眠っている楽器を引っ張り 出してやってみよう。○ワークショップ
| コース | ワークッショップの内容 | 講 師 | 
| A | 指揮法:だれでも名指揮者 | 笹森敏明先生(全日本学校音楽研究会) | 
| B |  教育機器の活用:どう使う?この楽器 (自動演奏オルガンSE−7000を中心に)  | 
      加藤幸平先生(全日本学校音楽研究会) | 
| C |  リコーダー・鍵盤ハーモニカの指導のポイント 「身近な楽器の魅力」  | 
      山田洋一先生(全日本学校音楽研究会) | 
| D |  合唱指導法:クラス合唱のポイント 「あわせよう美しい歌声で」  | 
       小堀志津枝先生 (関東甲信越21世紀の会推進員)  | 
    
・ワークショップを導入した研究発表会は、一般的な研究会のあり方から発想を変えて大変有意義だった。 ・日ごろ研修のひつようを感じていながら、なかなか行けない私にとってはワークッショップは有難かった。 ・学級担任としてリコーダーや鍵盤ハーモニカの指導で余り悩んだことがなかったのですが、ワークッショップに 初めて参加し、目から鱗の心境です。 ・指揮法の講座に参加しました。普段“子どもが私の指導をよく見ない”と不満をもっていました。息を使った指 揮の仕方、演奏者の側にたって指揮をすることなどを学びとっても有益な講座でした。 ・通常、研究発表会には分科会での協議が一般的だと思っていました。ですから、ワークショップと聞いて不思 議でした。でも参加してみて実技を通しながら日常の指導に直結した内容でしたのでとってもありがたかった です。 ・大勢の先生方と心ゆくまで歌うことができ、改めて歌うことの楽しさを実感しました。 ・“演奏者の立場にたって指揮をしていますか!・・・。目から鱗でした。息を吸わない(ブレス)、余拍と出だ しのテンポが違う、出だしが意味不明な指揮・・・・。それでいて先生の指揮をよく見なさい!。ただただ反省 しきりです。 ・普段“これでいいのかな・・。”と悩みながらのついつい今日まできました。とっても有益なワークショップで した。 ・リコーダーetc。今までしらなかったことが大変勉強になりました。
      ジジのメッセージ 松下校長さんが音楽専科を廃止し、全員の先生方が“楽しい音楽の授業ができる先生になってほしい”とい う強いメッセージに感動しました。谷口台小の研究同人はそのメッセージの実現に向けてゼロからのスタート をされたことだと思います。先生方の前向きな実践の積み重ねが立派な成果として感じられた。公開当日は、 子ども達の先生も自然体で展開できたことがなによりも素晴らしい。 また、楽器が弾けなくてもいいんですよ・・・・。ボタンひとつで調も変わる。など教育機器の活用が積極 的に導入したことにより、子どもと一緒に自ら音楽を楽しめた先生の姿に今後の音楽教育の一方策を見たおも いでした。先生方が楽しめた結果、子どもは更に幸せになりました。  |