楽器をもって集合
習志野高校のお姉さん、お兄さんと一緒に
楽しい合奏をしよう

「習志野市小中学校管楽器講座」報告 その4

はじめての”ドキドキ ワクワク”の合同練習

                        
”チューニングから「リートニア」序曲5小節まで”


                     みなさんは、いつも次の練習を大事にしています。
          ○ チューニングは B♭だけ合っていれば OK!と思っていませんか?
          ○ B♭Durの音階練習をやっていますか?
          ○ 演奏曲の調性(転調等を含めすべての音階)の、音階練習をやっていますか?
          ○ 録音をとっていますか(できれば 毎回の練習を!)?


 ジジのメッセージ
 素敵な音楽に聴こえ、魅了させられた音階練習の響き
 今回は第3回講座の後半。はじめての合同練習について報告します。チューニングから、はじめての「リートニア」序曲5小節までの練習の流れです。内容は指揮者の星 君の発言を中心にレポートしてみました。習高生の音階の演奏は やわらかい音色と透明な響きはすでに素敵な音楽になっていました。はたして、今までの受講内容がどれくらい生かされたか興味があるところです。

 大所帯のセッティング
 受講生183名と習高生60名。 合計243名の大編成。33度の猛暑の中で大所帯の椅子を並べるのが一苦労。この日の椅子並べの担当はトランペットとは言えど、体育館地下倉庫から先生方も一緒に準備をする。パイプ椅子の雑巾がけも習高生や先生方とでやった。首にタオルを巻き、汗ビッショリ。


     みんなでやります     チューニングとは     よろしく おねがいします




 チューニングとは
 チューニング(音合わせ)はただ単に、“音を合わせること”と考えていませんか・・?。“合わせる音をよく聴く。 音程・音色・音形などを瞬時に捉え、それをイメージして姿勢・呼吸・アンブシャーなどの準備をしてから吹くこと”“すでに、この時からすでに今日の練習での音楽づくりは始まっている・・・。と指揮者の星 先輩からの話し。 
 そして、実際に次のような方法で練習した。概ね合ったと思われるまでにチューニングに費やした時間は約
20分。


     チューニングとは      この音 よく聴いて        合ってるかな



 実際編 1
 まず、個々のパートから

 ○はじめはフルートのチューニングからコンサートマスターのクラリネットB♭4拍 → 
  フルート(全員)
4拍 → クラリネット4拍 →フルート(全員)4拍・・・と
  繰り返し合わせる。
 
○合ったら、この要領でクラリネットからチューバまで合わせる。



   その調子 うまいぞ        姿勢よーし      少し抜いてみようか・・・






 実際編 2
 次は楽器群ごとに
 [   ]楽器群が4拍づつ、間を空けないで続けて、↓印のように次々に移動していく。
     ☆音程・音色・バランスに耳を働かせながら
 ○パート1[チューバ・バリトンサックス・フアゴット・バスクラリネット・バストロンボーン]4拍
                        ↓
          パート2[トロンボーン・ホルン・ユーホニユーム・テナーサックス]4拍
              
            ↓
                   パート 3[クラリネット・オーボエ・フルート・ピッコロ] 4拍
 
  ○”低音は人数が少ないから、音量で他に負けている。しっかり吹くように”

 "習高生は受講生に気が付いたところを言ってあげて・・・・・。
  ○
"習高生がパート1 パート2 パート3を吹くから、聴いてて・・・・。
      ☆やわらかく、透明な音色でチューニングというより、素敵な音楽に聴こえました。
  ○”今度は受講生だけでやって”
  ○吹こうと思ったら、チェック”準備が遅い・・!。”
     ・吹く前の息を吸うスピードとタイミングを揃えること
     ・音がチラバッテいる。習高生の音をイメージして、音をもっと意識して吹くように。
     ・自分の音が出たところから、4拍を思って吹くこと。
     ・低音が弱い。人数が少ないのは合わせやすいのだから。
     ・遅い!  トロンボーンは音が出るまでに時間がかかるのだから・・・。
     ・トランペットはブレスのタイミングが合っていない。
     ・アルトサックスは周りの人と合わせるように、よく聴いて。
     ・クラリネットは息を吸うタイミングがバラバラ。切るのも同じ。
            


     そうそう このポジションね      大丈夫 合ってきたよ     細かく教えてもらえます




  実際編 3
 またまた 一言!!
 ”基礎練習より、はやく曲が吹きたいでしょう・・・・・・。”
 ○何度も何度も音合わせをしていた時、突然 ”みんなは、はやく「リートニア」序曲を演奏したいでしょう・・・。
  それなのに何故、
   腹式呼吸・ブレス・タンギング・音色・音程・・・・”などの練習をしていることの意味がわかるかな・・・・。
  ”楽譜を見てごらん。最初の5小節は100人近くが”パンパ パーン”と吹くでしょう。
   もし、今の状態で吹いたら揃わないし、メリハリのあるしまった演奏にはならない。
   だから、最初は簡単なリズムから1つ1つ丁寧にチェックポイントを確認しながら
   合わせる練習がとっても大事です。
  ”今 やっている単純な練習が大事・・・・”と一喝!!
 ○”それでは、もう一回最初から  5  6  セーノ”    パート1 パート2 パート3の順で吹いてみよう。
 ○”息を吸っていない。しっかり吸って しっかり吹く”習高生はもっと息を吸うことを教えてあげて・・・・。”
 ○今度は全員で一緒に吹く”セーノ・・・・。”
 ○何回もやっていると、甘くなる。タイミングもずれてくるので、いつも自分の出している音や周りの音を意識しながら
  吹くようにしよう。



   歌いながら合わせています   大所帯ですから 大変です・・・      低音から順にいくよ・・



  実際編 4
  B♭Durの音階練習
  ○B♭Durの音階を2拍づつで。”まだ
 タイミングが合っていない。
  ○パーカッションが重たいので、もう少し軽く
     ・”音がボツボツしている。もっとなめらかに吹いて。

    ・みんなの吹いてる音を録音してらわかるけど・・・・・。
      よい音(音楽)を一人一人がしっかりイメージとしてもっておくことが大事

  ○"習高生だけでB♭Durの音階を吹くから、よく聴いて。
    ☆習高サウンドでの音階は、鳥肌がたちました。

  ○"2拍目をもっと意識して” 
  ○”いつも 練習の前には、最低B♭Durの音階がしっかりしたタイミングと音で吹けるようにしておきましょう。”


    一つ一つ わかりやすく         習高生だけの演奏。  きれいだな〜  どうして・・ 





 実際編 5
 <リートニア序曲>
 ○”はじめに、習高生だけで演奏してみます。”
 ○最初の”パンパ パーン”のパートを吹いている人を上げて。 このパートはメロディーですか・・・・????。
   ”そう メロディーではありません。”   ”じゃ 楽譜に”私はメロディーじゃない!”と楽譜に書いて・・・・・。
 ○次に”ターン タタタ ターン”のパートはメロディーですか・・・・・・・・????。
   ”そう 私はメロディーと書いて!。
 ○4小節の3拍まで、全員で吹いてみよう。
   ・はじめの、八分休符が重たくならないように。この休符を適当に吹かないこと。
   ・”パンパ パーン”のパーンの二部音符が膨らんでしまう。アクセントを生かして、
    響きを大事にしながら 羊羹型で吹く。
   ・三連符の前の八分休符が休み過ぎて、重たい。
   ・トランペット・ユーホニュームはタイミングを揃えて。 八分休符を大事に。
   ・三連符の各音各音の変わりをはっきり意識して正確に吹こう。
   ・三連符が遅れて聴こえる。指揮者との距離がみんな違うので、タイミングをしっかり意識して吹いて。
   ・三連符の前の八分休符は長い人がいる。タイミングが遅れる。
   ・息を吸うタイミングを揃えて。
 ○4分休符を長く感じている人がいる。
 ○”もっと 明るく吹こう”
 ○”タンタ”の16分音符が長い。16分音符とその後の2部音符をクッツケル感じて・・・。
 ○4小節〜5小節
  ・mf rit テヌート dim mp スラー・・・と変化していくので”ここから 指揮を見る”と書いて・・・・・。
 
   といった具合で練習が進められた。



    ダンダン よくなってきたね   はじめての合奏もどうにか・・・       いつものお掃除です



 吹奏楽の神様との雑談から Q&A
 
Q 普段の練習法は
  ・
私は、その日の練習を全部録音にとります。それを、その日にチェックします。その中に、ヒントがたくさん
   隠されています。課題も見えてきます。

 Q 先生の指揮はとってもコンパクトで無駄がなく、本当にきれいですね。
   ・
私は、指揮している前後に大きな鏡をおきます。 無駄な動きや、わかりにくい指揮をしているかがわかります。
    特に、後姿は気にします。ビデオは有効です。

 Q 先生は生徒に指揮をさせることが多いと聞きましたが
   ・
私は、時々生徒に指揮をしてもらい、客席で聴きます。 チェックしたり、気が付かなかったことが見えます。

                                日頃の練習にお役に立てば幸いです。