"歌って 本当に 楽しい・・・・!!”  
                   
冨澤 裕先生との出会い
              
               千葉県習志野市立大久保東小学校合唱部
               顧問:小磯宣枝 白戸あゆみ 越後さやか

◆集中しています。
”夢中なって歌うこと、集中して歌うことが合唱大好きな子ども達を育てるポイント”ですと・・・、以前講習会で伺ったことがあります。ドノドン変わっていく子ども達にビックリしました。

ごくごく普通の合唱団に奇跡が起こったのであります。 子どもは笑顔、先生は目から鱗状態・・・。冨澤 裕先生との出会いの話しです。思いがけもなくご縁ができました。子ども達はともかくとして、顧問の先生方は”超緊張状態・・・!!”。プレッシャーもあり,ついつい厳しい練習になってしまう日も・・・。子ども達の表情も次第に・・・・・。 特に先生を迎える一週間前は結構追い詰めてしまったような気が・・・・・。いよいよ冨澤先生との出会いの日。・・・ビックリ凄いことが・・・・!!。

◆大きな体からあふれる声に圧倒されました。でも、とってもやさしい目で全身を使って大変わかりやすく教えてくださった先生。

◆母音にも子音があるの・・・・
まず、歓迎の意味もこめて「きみに伝えたい」(LOVE &英美作詞 水本 誠作曲 富澤 裕編曲)を歌った。この選曲には冨澤先生も喜んでくださった。
・”いま 目の前に 広がる大きな大地・・・・・”。気持ち一杯で歌いました。そこで一言。”い”には子音的な”い"と”母音の”い"がある。つまり”い い”と歌う。母音での出だしの歌詞は特に気をつけましょう・・・。”エ・・・?!。

◆”また来て下さい・・・♪”
下校と先生が帰られるのが一緒になった校門。冨澤先生の姿を見つけると車に駆け寄り、”先生、またきてください・・・!!”と握手いっぱいで見送った。

                      
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◆ここまで変わるか・・・
50分位続けて練習後、”休憩しょう・・・”。普段は集中が途切れたり、足をモジモジさせ・・・”休憩”の言葉で、”ア〜”等と・・・正直な姿。
ところが、今日は全く違うのである。この真剣な姿・・・何がそうさせるのでしょうか・・・・?

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◆”ありがとうございました”
大きな体から汗ビッショリ(冷暖房完備の音楽室)。子ども目線でとってもわかりやすくおしえてくださった。冨澤先生の魔法にかかってしまったとはいえ、子ども達は終始笑顔で生き生きとした表情で頑張った。反応も良かったと思う。集中度は高まり、音楽は確実に変わった。それと同時に、合唱の楽しさ”を一層実感した子ども達が素敵だった。

◆凄い・・・!!
ピアノの蓋を全開にし、”みんな ピアノの周りに集まって・・・”と。アルトは一点H音 ソプラノは二点D音を出して・・響きのある綺麗な声で・・・・・・。先生の指揮に合わせて音を切る。するとビックリ・・・・!!。ピアノの反響版から美しいハーモニーが返ってきたのに”凄い・・・・・”

冨澤先生の魔法にかかってしまった、笑顔一杯の子ども達。

◆アルト病って?!
・アルトがしっかり支えないと、綺麗なハーモニーは生まれません。正しい音程、張りと響きのある声で支えることが素敵な合唱をつくるポイントです!!。


「ここからいちばん とおいところ」では57小節目からは3度、4度、五度そして最後の3度の音進行をアルト病に絡めて響きをつくっていきました。
”フ〜ン”なるほど・・・!!。余り響きのよくない音楽室でも張りのある透明なハーモニーに近づいてきました。