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なぜ生徒は歌うのか   〜授業で合唱が必要なわけ〜
 市川市立塩浜中学校  田中安茂
不安と戸惑いの成長期にある柔らかく、傷つきやすい心と私達は向かい合っているのである。合唱の力をそこに借りれば、生徒は必ずやこの素晴らしさに気づき音楽を愛する人に育ってくれる。


プロフィール 

昭和56年、千葉大学教育学部音楽科卒業
在学中、千葉大学合唱団の学生指揮者として活躍する。
                 
昭和60年、市川市立南行徳中学校に着任以来合唱部を設立。現在に至る。
                  
平成6年、NHK学校音楽コンクールにおいて全国金賞受賞。また、全国合唱コンクールにおいても、3年連続全国金賞を受賞。

市川男声合唱団常任指揮者、また、一般の合唱団「Pace Cantare」を結成。 合唱指導講座の講師としても活躍中

そこに仲間がいて、歌がある。そんな瞬間を大事にしたい。
合唱は、その時の仲間と時代を分かち合う事のできる「文化」である。
私は上手な限られた人たちの合唱よりクラスや学年みんなで歌う合唱が好きだ。


表情の最後は心で手をつなぐ


指揮は皆独特

 肩組んで表現
僕のこだわり

<ラトビア音楽祭>から
彼らの独立運動は「歌いながらの革命(Singing Revolution)と呼ばれていた。この音楽祭は広場を埋め尽くした膨大な数の聴衆の歌声で、まるで巨大な音のうねりとなって心に響いた。一方朝の協会では振り向くと後ろに年老いた老婆が歌に祈りを込めて涙をながしている。食卓には歌があり祈りがある。
このような文化が音楽文化の不易に触れたショッキングな瞬間であり感動した。この時から一層合唱に魅了させた。

<歌うことそのものの意義>
どの子どもたちも自分たちの心の居場所を合唱の中に感じ(求めて)歌っている。子ども
たち自身にとって一番の問題なのは、合唱の中での生徒たち一人一人の存在がどこにあるかなのだ。

<どういう指導をすればよいのか>
子どもたちが合唱をしていくなかで一番大切な事は「安心感」である。「どうしたら歌うようになるのだろう」という話より「どうしたら安心して合唱活動に参加できるか」。
「安心してみんなが認め合い、喜びがある学級があれば自然に歌が生まれる。」


推薦者(千葉県 石橋征次)
"生徒の心情に語りかける授業"
 彼は歌詞をとっても大事にする。ひとつひとつの意味につい語り生徒と一緒に考える。
 彼の授業はいつも熱いまなざしで語っている。決して押し付けはしない。いつも生徒の心を感じようと努力をする。 高い専門性と生徒への限りない愛情を音楽を通して語っている。
 多感な生徒たちはいつのまにか、彼の豊かな人柄に包まれ一人一人が輝き心のハーモニーを体感している・・・・。そんな授業でした。


詳細については
田 中 安 茂  先生
千葉県市川市立塩浜中学校
〒272-0127  千葉県市川市塩浜4−6−1
рO47−397−4421