楽器をもって集合!! 習志野高校のお姉さん お兄さんと一緒に 楽しい合奏をしよう 「習志野市小中学校管楽器講座」報告のNO.3 〜 基礎練習・「リートニア」の譜読み・はじめての「リートニア」〜 |
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ジジのメッセージ 5月に習志野高校サウンドに魅了されてスタートしたこの講座も3回目です。過去2回はパート練習だけでした。 姿勢・腹式呼吸・ロングトーン・タンギングと基礎練習について学びました。今回は、はじめに前回の基礎練習を 再確認しました。 3月の「習志野学校音楽祭」で披露することになっている曲「リートニア」も今日楽譜が配られました。ドキドキ・・ ワクワク・・。 楽譜が思うように読めなくてとっても大変でした。でも、お兄さんやお姉さんがやさしく一つ一つ教えて くれました。 習高生のお兄さんお姉さんが、すでに名前をおぼえて・・・・チャン・・・・君と声をかけていました。 また、個人差が あるのに子ども達の気持ちを大事にしながら、工夫をして講座に備えてくれていることに心から感謝しています。 |
引っ張りだこのお兄さん | 会場校の習志野市立大久保小学校 | 先生方ご苦労さまです |
チューバ ・マウスピースを温めてから音出しをして、チューニングのB♭の音を4拍吹いて2拍休みを繰り返す。 (ブレスをたっぷりして、音だしのタイミングをそろえる) ・同じく4拍2拍で、下のB♭から半音階で上がる (運指を覚えるのと、全部の音がしっかり鳴るように) ・B♭音階も4拍2拍で,上って下がる。 (楽器でやってもうまくいかなかったので、歌でB♭の音階をやってみてから、また、楽器に戻した。) 歌で注意したことは @声は一定にでているか A息はしっかり吸えているか ・ブレスが浅かったので、腹式を意識するためにも、寝て歌った。 ・「リートニア」の練習 ペア(習高生一人・小学生一人)になって、リズムを中心に細かくさらった。習高生が吹いて、耳で聴いて覚える ことや, 一緒に吹いて感覚を覚えてもらうことに心がけた。 |
パーカッション ・返事の練習 大きな返事を心がける。スティックを叩く瞬間に合わせて返事を一人ずつまわしていく。スティックを叩く瞬間に返事を することで、全員のテンポ感を身に付ける。しっかりとテンポよく返事するために、必ず、自分の前の人が返事をする 瞬間に一緒に、ブレスを深く吸う。 ・ドリブル練習 4分音符は、スピード感をもってやる。 例 イメージはおへそのところに熱い鉄板があると考えて、手を素早く上げる。全員で合わせるために、しっかりと 全員で大きな声を出してドリブルをする。 |
ブレスのタイミングをそろえて | バチの握り方と手首は柔らかく | スゴーイ! 落ちないよ |
フルート ○腹式呼吸 ・寝ながら8拍で吸って、8拍で吐く。(リラックスしてお腹から吸う) ・「くるしいで ポン」 2拍で吸って、合図で○拍ではく(吐ききる) → 息を止める(苦しくなっても息は吸わない) → 合図によって 一気に吸う。 (吸うというより、苦しかったので、自然に息が体に入ってくる。 ・トイレット ペーパー 今回は、前回より拍数を増やしてやった。 ○基礎 ・頭部菅だけで吹く練習・・・・1拍・2拍・4拍ずつでロングトーン ・楽器を組み立てて・・・・・・・4拍ずつ一人ずつまわしてロングトーン(B♭〜A♭まで) *リートニアで出てくるので 全員で4拍ずつB♭dur (次回までに4拍で音をまっすぐにのばせるようにすることを約束) ○「リートニア」 ・少人数に分かれてやったり、5年生グループはみんなで声に出して歌ってリズムを確認してから吹いた。 |
ここのリズムは・・・・・ | リードのつけ方は・・・ | むずかしそう・・・ |
クラリネット 前回の練習したことを、ペアを組んで一つ一つ確認しました。 ○ロングトーン ・メトロノームに合わせて、4拍〜8拍でしっかりのばして吹く(腹式・音色・音の形などを意識して吹く) ・音をゆらさない。 ・アンブッシャ、ブレスの確認 ・リードのつけ方やリードのこと ○タンギング ・舌のつくところを意識する。しっかり切る。短く切るやり方も練習。 ○ピッチ ・合っている音と合っていない音の理解(微妙に合っていない状態も聴き分ける) ○「リートニア」 ・譜読み。 ・ブレス、タンギング、リズムを中心に練習。 |
サキソフォーン ☆テナー・バリトン ○腹式呼吸の確認 ○ロングトーン( B♭) アタックなどいろいろな吹き方の練習。 ○音程の波を聴く練習。 ○B♭Durのスケール(音の移り変わり、音ムラがないように) ☆アルト ○柔軟体操 →腹式呼吸(たくさん吸って、はく。 体に力を入れない。イメージをつけて) ○ロングトーン ・B♭のロングトーン → 音の長さ(初めと終わり)をそろえる。息をたくさん吸う。 ・B♭Durのスケール → 音の長さをそろえる。息をたくさん吸う。 ○「リートニア」 ・みんなで部分ごとに譜読み(ドレミの階名で) ・ゆっくりのテンポで、習高生がお手本を見せながら。 ・しっかりしたタンギングをすること。強弱に気をつける。 |
歌ったり吹いたりいろいろ工夫して・・・・ マンツーマンです | ”頑張ったシール”はげみになります |
トロンボーン ○前回の確認 ・チューナーを使って,B♭からE♭まで音程を合わせる。 ・B♭Dur FDur CDurの音階練習。 ・4分音符 8分音符 3連符のタンギング練習。 ・腹式呼吸の確認。 ○「リートニア」 ・一通りはじめからセクションごとに音取り、リズムの確認をゆっくりのテンポで。 ・リズムの確認(声を出して歌った。 → 楽器でリズムを取る) |
ユーホニューム ○腹式呼吸の練習 ・立って腹式呼吸をするのはむずかしいので、寝ながら練習した。(はじめに4拍4拍 → 8拍4拍で) ○ロングトーン ・ブレスから、みんなで合わせるようにした。 ・アタックがバラバラだと意味がなくなるので、アタックを合わせて指定された拍の最後まで、均等にのばせる ようにする。 これと似たような練習で、タンギングもした。 ・発音から同じにして、「タ」ではなく「トゥ」の口で合わせる。 ・スラーでつながっている部分をなるべく、一つ一つの音にしないで、つなげられるようにする。 ○「リートニア」 ・はじめの3連符のリズムがどうしても遅れてしまうので、メトロノームにあわせられるようにした。 ・基本的に習高生や小学生が吹いている時に、一緒に歌ってリズムを教えた。 ・のばしの拍を数えてあげて、休符をもっと感じてもらった。 |
体ほぐしから | 動いているよ | 一緒に吹いてみようね |
アルトホルン ○前回の確認 ○「リートニア」 ・初見なので、リズムを歌って確認しました。大きな声で歌えなければ、楽器でも大きい音や正確なリズムは 吹けない ので、 歌でリズムが完璧にできるようにとっても時間をかけた。 ・アクセントやrit・・・など、楽譜に書いてある記号を一つ一つ確認した。忘れてしまうので楽譜に書き込み、いつ見 ても思い出せるようにした。 |
フレンチホルン ○柔軟(マッサージ)をして、体ほぐし。 ○腹式呼吸 メトロノーム4分音譜=80で4拍吸って、4拍はく。(上半身を前に倒した姿勢でやる。これだと お腹と背中に息が入るのが確認できる。 ○全員で円になって座り、B♭の音を4拍ずつのばした。あとはFから半音階を前回のおさらい。 ○全体に音量が出ないので、タップリ息を吸い、大きく吹くこと。半音階はまだ指が慣れない子がいたので、もっと 練習してなめらかにいけるように、次回の宿題にした。 ○「リートニア」 ・セクションごとに分かれ,譜読みをした。リズムを最後まで確認。 ・最後の10分程度、パート全体で合わせた。 ・アーティキレーションや強弱の差をしっかり見せないとつまらなくなってしまうので、特に、強弱は大げさにつけて 練習。 ○腹式は毎回やっているが、初めに比べると、口も大きく開いてきた。息も少しずつ入ってきた。次回からもう少し、 腹式呼吸の時間を多くしたいと思う。・ |
トランペット ○前回振り分けた4グループ(1st 2nd 3rd 混合)で、パート練習。 ○体ほぐし(こんぶ運動・かもめ運動・ナマケモノ運動)をした。 ○腹式呼吸 → 4拍吸う4拍はく。上半身前かがみで。 習高生のお腹を触って体感する。 ○ロングトーン ・B♭の繰り返し・B♭Durの音階をブレスを意識して吹く。 ・ゲーム → 誰が音をのばせるか。負けた人は、マウスピースで一曲吹いてもらう。 (宿題にしておいたので、みんなよく練習してくれていたのでうまくいった。) ○「リートニア」 ・習高生手本 → 指確認 → 歌 → 楽器という順で進めていった。最後までいかなかったけど、丁寧に 練習できてよかった。 |
メトロノームはいつも一緒です | 感謝の気持ちでお掃除です | ありがとうございました |
次回は、 「リートニア」序曲のはじめての合同練習の様子です。ワクワク ドキドキ・・・・。 チューニングからはじまり、わずか”5小節のドラマ”について詳細に報告します。 |
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