楽器を持って集合!!
習志野高校のお兄さん・お姉さんと 合奏してみませんか?
楽しくレッスンしましょう。


            「習志野市小中学校管楽器講座からと                                                    "一枚のプリント"に学ぶ

ジジのメッセージ

スクールオーケストラ発祥の地。”音楽のまち 習志野”の特色を生かした「習志野市小中学校管楽器講座」について紹介します。全国レベルの市立習志野高校吹奏楽部員が通年で市内の小学生に直接指導してくれる講座。内容は”挨拶、返事の練習から楽器の扱い方、アンブシャ、呼吸法からアンサンブル。.更には合奏にいたるまで多岐にわたってカリキュラムを組んで教えてくれます。毎回、習高生と受講生が一緒に教室を掃除して講座は終わります。

練習内容以外の企画・運営すべては市内小中高学校音楽科の先生方や音楽関係部活動の顧問によるボランティアによって支えられている。
今回は開講式と一回目のレッスンの様子。それに、教室に置いてあった”一枚のプリント”にふれて紹介します


       大丈夫よ・・・・      昨年の合奏風景です       先輩を見習って!!



                    習志野市小中学校管楽器講座のこと
          〜音楽レベルの向上と心のハーモーニーの広がりを求めて〜

学校五日制の完全実施に伴い、習志野市内小中学校の音楽レベル向上を目指すことと、習志野市の特色を生かした子どもの居場所づくりの1つとして1年近くの準備を経て設立。習志野高等学校の全面的な協力を得て、全国トップレベルの実力を持つ習志野高等学校吹奏楽部の部員が講師となり、小中学生に音楽の楽しさ、素晴らしさを感じてほしいと企画され、行政や校長会のご支援により平成14年にスタートして4年目。今年度は市内小学校16校から183名が推薦や希望によって参加し5月7日(土)に開講式を実施した。



昨年度の合奏練習風景です。


                          組織・運営

1 主 催    習志野市小中学校管楽器教育研究会(社会教育団体)
2 後 援    習志野市・習志野市教育委員会・習志野市小中学校校長会
3 協 賛    習志野市立習志野高等学校
4 講座名   習志野市小中学校管楽器講座
5 対 象    市内小学生5,6年生(平成17年度)
6 会 場    大久保小学校 講堂・教室(22教室使用)

7 事務局   千葉県習志野市東習志野3−4−2  рO47−477−8484  FAX047−477−8485
                 習志野市立東習志野小学校内  河 田 保 美
                          講 習 日
 
 5月 7日(土)開講式  6月18日(土)  7月16日(土)  9月17日(土)  10月15日(土)
11月19日(土)  12月17日(土)  1月14日(土)  2月4日(土)  3月11日(土)閉講式
 3月12日(日)「ならしの学校音楽祭’05」出演予定

                         開講式の様子
  183名の第4期生と60名のお兄さん・お姉さんとの初対面です。式典では受講生代表の言葉がとても立派で
   いっぱいの拍手。式の最後の模範演奏では会場全体が習志野高校サウンドに酔いしれていました。


   先生方ご苦労さまです          頑張ってね         受付も大繁盛
   チョット緊張しています     会長さんの挨拶で決意も新たに  受講生代表挨拶"立派にできました”
 "みんなと会う日を楽しみにしていました”    ただただ見事な習高サウンド!!     憧れの演奏をまじかに!!



                        レッスン内容について                     
           講座内容はすべて習高生にお願いしてあります。その内容が一枚のプリントです。
                         その内容です。

はじめに)     ・自己紹介
            ・挨拶、返事の練習「おはようございます」「こんにちわ」 「よろしくお願いします」 「ありがとうござい                                 ました」 「ハイ」
@楽器の扱い方  ・組み立て方、片付け方、リード・リガチャーのつけ方等
A姿勢        ・背筋や楽器の角度などの構え方(最初は立奏姿勢で)
Bアンブシャ     ・たらこ唇,柿の種、恐怖の顔面引きつり男はダメ。
C呼吸法      ・お腹にたくさん吸うことを意識させる。腹式呼吸の学術的説明などしても時間のムダ。
           あまり時間をかけても無意味。飽きる。
D音だし      ・B♭または出しやすい音等でロングトーン。メトロノームを絶対に使おう。時間があれば音階練習
E宿題        ・「ロングトーンを8拍で」「B♭の音階をできるように」等


   まずは”からだほぐしから”    ヘ〜? ”こんなところに空気が・・。”      力が入りすぎていないかな・・
   ”こうやって吹いてみて・・・”     ”親指と人指し指を鍛えよう”    ”使った教室に感謝の気持ちで!!



                        お兄さん・お姉さんのこと

ジジの経験では全国トップレベルを維持していくための練習は想像を超えるものがあるのことは容易に想像がつく。それなのに、彼らは積極的に地域密着参加型。学校からの急な要請にも極力対応してもらえ、また、演奏もコンクールだけでも16〜17回。コンサート等を加えると年間40〜50回位に及ぶ。極めて多忙な日々・・・・・・。
                                         それでもなお全国レベルを維持できる秘策とは!! 
        
            習高生の日常の生活の姿から、何か忘れている大事なことがありそうに感じます。                         

顧問の石津谷・小澤両顧問の先生方に”大変お忙しいところ、講座をお願いして申し訳ありません・・・。と話すと”部員もこの講座を楽しみしています・・。小学生(レベルの差も大きい状況)に”どうしたらわかってもらえるか・・・。”等について真剣に相談したり、工夫しているようです・・・・・。そのことが彼らにもよい勉強になっている・・・。” ”教えたことができたときはとてもうれしい・・”という声もかえってきた。それにしてもなかなかできるものではありません。

                            一枚のプリント

                        〜現場時代の自戒を含めて〜

レッスンの様子を見て回っていたら、一枚のプリントを発見・  ビックリ!!・・・・。”講師としての心得”等が書いてあるではないですか。その内容を抜粋で紹介します。(もちろん 学校の了解済みです。)

                          プリントから〜抜粋@〜

・・・師としての責任を持ち小中学生に音楽上の夢を与えていかなくてわならないと思う。そのために、指導者として責任ある行動や言語 、親身になった情熱的なレッスン。また、悩み等の相談相手となること。等,成すべきこを確実に果たす必要がある。
今一度、自らを見つめ直し、己を律して参加してもらいたいと思う。


プリントから〜抜粋A〜
                           
@常に笑顔で他人と接していこう!
  (先生方や保護者の方、関係者には特に気配りを)
A元気な挨拶と返事を心掛けよう!
  (小中学生の手本となろう。)
B言葉遣いに気を配ろう!
  (「ヘタクソ」 「バカタレ」 「おい」 「やれ」 [そこ、お休みね〔吹かなくていいよ」)などの言葉は絶対に使わないこと
C子供達に対しては「〜〜君」 「〜〜さん」とよぼう!
D相手の立場になって指導していこう!
  (吹けない子はつらいんだ。だから吹けるようになるための練習方法を教えてあげる。 おこってもダメ。
  悪さをしたら厳しく言って聞かせよう)
E何事も思いやりと謙虚さを持って取り組もう!