楽器をもって集合!! 習志野高校のお姉さん お兄さんと一緒に 楽しい合奏をしよう 「習志野市小中学校管楽器講座」報告のNO.2 〜姿勢・腹式呼吸・ロングトーン・タンギング・・・〜 |
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ジジからのメッセージ 「講座」への想い この講座も4年目。今年度の開講にあたり私達は次のようなことを学んでほしいと願っている。 ・ 習志野高校吹奏楽部員の先輩達にいつも感謝の気持ちを大事にしてほしい。 ・ 習志野高校吹奏楽部員の音楽に対する心構えをしっかり学んでほしい。 ・ 元気よく気持ちを込めて、「挨拶」・「返事」をしてほしい。 ・ 練習が終わった後は、感謝の気持ちで”教室の清掃”をしてほしい。 ・ 習高サウンド”感動するすばらしい音楽”を心の響きとして受け止め、その音に少しでも近づけるよう 努力してほしい。 ・ 基礎練習の大切さをしっかり学んでほしい。 ・ この講座で学んだことを、学校の仲間に進んで伝えてほしい。 ・ 他の学校との新しい友達を進んでつくってほしい。 この講座の究極の願いは、「音楽を通した人づくり」と考えています。 |
はやく来てしまいました | とっても楽しみです | 保護者の応援もありがたいです |
講座 NO.2 について 〜基礎練習について〜 今回は各パート別に練習した内容を習志野高校生(習高生)の皆さんに書いてもらったものを掲載します。習高生の皆さんは、この講座のために毎回3年生のパートリーダーを中心に綿密な練習計画を立てて当日に備えてくれています。日頃の練習に少しでもお役に立てればうれしいです。 |
講座開始前のミーティングです。 この雰囲気から”習高サウンド”が生まれるのですね・・。 |
トランペット ○姿勢 ・立っていても、座っていても、足は開く。(トンと押されてもふんばれるくらい) ・目線は下げない(キョロキョロするのもダメ!。音が安定しないから)・・・など ○腹式呼吸 ・メトロノーム 4分音符=58で、4拍吸って4拍はく の繰り返し ・姿勢は吹くときと同じ ・胸で吸わずに、お腹で !! (コップに水を入れるのと同じで、水はコップの底から入れる。 腹式も、下のほうからだんだん入れていく。) ・力をいれない! リラックス!! ○ロングトーン ・メトロノーム 4分音符=58で、8拍吹いて、4拍間休みの繰り返し (イメージを大切に・・・。 ・遠くにとばすように ・みんなで目指す方向を決めて・・・・) ○タンギング ・メトロノーム 4分音符=58で、 4分音符で4拍・8分音符で4拍 を続ける ・1つ1つの音をブチブチきらない。 (羊羹型の音形「ロングトーン」に、切れ目を入れる感じ!。 1つ1つの音形・音色・長さなどがバラバラはダメ。) |
まずは、からだほぐしから | ここに息が入った? | そうそう・・それでいいのよ。 |
ともだちと確かめ合ってます | すごーい!! | 紙が落ちないように息を・・・ |
トロンボーン ・B♭durの音階 F durの音階 C durの音階 を4拍吹いて 2拍休んでのロングトーン ・基礎は dur(音階)で、4分 八分 三連符のタンギング練習。音に言葉を入れてリズム練習 ・音のとびの練習。 一人が聴き手で全員が吹く。・・・・・人に届けるイメージで吹く。 ・チューナーを使って B♭ から Esまで 音程を合わせる。 ・マウスピースでの音色の良い悪いの確認 ・腹式で吸ったら、お腹が出るか出ないか・・・・。腹式の基本練習 |
フレンチホルン ・B♭の音で 4拍 6拍 8拍 と次第に長く、のばして吹く。腹式、音色、音形に気をつけながら。 ・ B♭の音から下がって(Fの音まで) 4拍 6拍 8拍 とのばしていく ・ Fの音から半音階で上がっていく(2拍ずつ) ・・音階練習として。 ・ Fの音から半音階で上がっていく時に、 タンギング をしてやる。 ・ B♭の音だけで 4分音符で タンギング練習 ・ みんなで同じ音で、同じ音にきこえるように(ピッチ) |
アルトホルン ・楽器を吹く前に、まず体を起こすために”伸び”や”ジャンプ”をする。 ・腹式呼吸で、習高生のお腹を見本として、触れさせる。 前かがみになり背中にも入るように。 ・音をとばす方向が、みんなで違う方向にとんでいたので、円になり 真ん中に音をとばすように練習。 ・・・・・・とても音がまとまってきた。 ・音程が合っているのと、合っていないのを聴き分ける練習。 習高生が ”まったく合っていない時と きれいに1つの音に聴こえるとき”を吹いて、気づく練習。その後、 受講生にも吹いてもらい、 耳を使って合わせる練習。 |
これでいいですか・・? | なかなかいい姿勢ですね!! | 合ったかな・・ |
ユーホニューム ○腹式呼吸 ・まず日常生活で息をする(呼吸)と楽器を吹くときの呼吸方法の違いをわかってもらう。 ・お腹、背中に息を入れることを、習高生の身体に触れながら、体感してもらう。 ○ロングトーン ・メトロノームで指示させた音符がしっかりと 最後までのばせるようにする練習。 ・アタックをはっきりと 音の形がみえるようにすること。 ・かならず となりの人の音を聴いてあわせること (音程・音色・ブレスのタイミングの取り方) ・息のスピードをかえないでやる。 ○タンギング ・舌のつきかた(タイミング)の練習 ・発音 ・なるべく、音をのばしてテヌートで練習。 |
チューバ ○腹式呼吸 ・メトロノームを使って 4拍吸って 4拍ではく。 寝てお腹に息が入っているのを感じながら練習 ○マウスピースの練習 ・ノータンギング タンギング ○ロングトーン ・B♭の音を伸ばせる限りのばす。 8拍ふいて4拍休みを繰り返す。 B♭音階でやる。) ○タンギング ・B♭音階で4拍ずつ4分音符をきざむ。 リレーや一人一人で吹く ・低い音が特に タンギングしにくいので、 ロングトーンの練習にもどして、また繰り返し練習。 |
聴きあっています | ”そこの指はこうね・・・” | 音に合わせて”アー” |
フルート ○腹式呼吸 ・お腹を使って返事の練習。(ハイ! ハイ! 名前を呼ぶ 一人 → 全員 → 一人・・・・・など) ・トイレットペーパー : 息のあたる場所を一定にするため、紙が落ちないように吹きかける。 ・寝ながら腹式呼吸 : 立つとわかりにくいところもあるので、寝ながらリラックスした状態で練習。 ・4拍吸って 4拍ではく練習。 ○ロングトーン ・まずは、4拍から きちんと音がのばせるように吹く(4拍〜8拍)。 ○アーティキュレーション ・タンギングのタイミングを変えたり、スタッカートの練習。 ○高音の指の確認 ・レッスンでやる曲で使う指を、確認。 |
クラリネット ○ロングトーン ・メトロノームに合わせ、4拍〜8拍で しっかりのばして吹く(腹式・音色・音の形など) ・音をゆらさない ・アンブッシャ・ブレッスの確認。 ○タンギング ・舌のつくところを意識する。しっかりきる。 短く切るやり方も練習。 ○ピッチ ・合っている音と合っていない音の理解(全然、合っていない状態・ 微妙に合っていない 状態を聴き分ける)。 |
サキソフォーン(バリトン・テナー) ・お腹の支え・息のスピード・均等に吸ったり はく練習) ・マウスピースで音の出し方、アタックの確認。(アタックを頭から出るようにする。) ・B♭・E♭でのロングトーン と B♭dur ・E♭dur音階練習 ・タンギング( テヌート ・ アクセント ・ ノータンギング ) ・アンブッシャーをつくる練習。 サキソフォーン(アルト) ・腹式呼吸(教室に寝て、お腹がふくらむのを確かめる。) ・マウスピースで アンブッシャー・ブレスの吸い方・音の出し方・ソードのつけ方の確認。 ・チューニングで B♭、その下の B♭ロングトーン(主に 4拍 6拍 8拍) ・B♭dur ロングトーン(2・3人で分けて お互いに聴き合いながら練習) ・全体的に音を吹くときに、力まないこと・ブレスをするときにアンブシヤをくずさないようにすること。 |
これでいいのかな・・・ | リレー奏 いくわよ・・・ | メトロノームは離しません |
パーカッション ・拍に合わせて”ハイ ハイ ・・・”の練習(一人一人・リレーで・・・) ・リレーでは、自分の1拍前にはブレスをする。 ・姿勢は肩幅に足を開き、少しつま先に力を入れる感じ。 ・4分音符の練習(手は大きく上げてそのまま落とす。それを勢いよく思いっきり上げる。 時計の振り子 の感じで・・・・。) ・イメージとしては 4分音符は大きく 8分音符は楽しく 16分音符は流れるように。 ・数え方は 4分音符は いち、に、さん、し、 8分音符は いち、にい、さん、しい 16分音符は タタタタ ・声は大きく。みんなの気持ちが一つにならないと、バラバラにナッチャウヨ。 ・どうやったら合うのか相談させた。 ・前の人がやっている間に、準備し、予備をする。 |
休憩の1コマです | いい音になってきたね | できたね!! 頑張ったじゃない |
次回の講座は7月16日(土)が第3回目です。一学期の総仕上げで頑張ります。