平成18年5月27日(土)
スクールオーケストラとそのヴァリエーション
ジジのため息と嘆き
現代版居酒屋”銀座ライオン”への想い
NO 57 |
久々に”銀座ライオン”にいった。昔、ヤマハ銀座店に行った時にこの店を知った。それ以来、結構足を運んだもの。でも近年は年に2〜3回とめっきり遠退いた。
時間を持て余していた時に”幕張のライオンで飲んでいる黒ビールを、時には"銀座ライオン"
のでも・・・・・。”と思いつき出かけた。
窓越しに見える新緑とアンティークな電球の明かりがとっても素敵に演出してくれています。
銀座ライオン
昭和9年創建の歴史的ビヤホール
一歩入れば、そこは昭和ロマン溢れる別世界!!
正面の巨大ガラスモザイク壁画は制作3年
高い天井に囲まれた空間はまさに異空間
時計が止まった一時を感じていましたが・・・
”昔が懐かしいな・・・・。と嘆いているのはジジだけでなく、道路側から窓越しにビヤホールを覗いているこの木が一番そうかもしれません。
これも時の流れでしょうか・・・・
懐かしい思い出
銀座ライオンの正面の巨大壁画・高い天井・木の丸いテーブルと椅子。正面の巨大壁画・浮き輪くらいの丸い電球が雰囲気を演出している。正面左側の高窓には新緑が風に揺れている。椅子を移動する音が響く。髪の毛を後ろにキリリと縛り、やや太めな年配の女性がいつもいた。いかにもビヤホールの頑固なマダムといった雰囲気でとても店にマッチしていた。
チョット離れたテーブルでは、お洒落な初老?の方が、小ビールをゆっくり楽しみながら味わっている。この男性と店のコラボレーションがとても素敵である。その姿を眺めながら”ジジも素敵に年を重ねていきたいものだと思った。
大事にしてほしい・・・超ショック
11時30分の開店より少し早く着いた。店の前には5〜6人が待っている程度。時間になり店内に入った。今も昔も変わらない空間がとても懐かしい。定番の黒ビール中と生ハムに枝豆を注文。周りを見渡し、ゆったりとした時を過ごしていた。年配のマダムを探したが見当たらない。しばらく時がたったとき・・・・ムム・・??
何かが違う。妙に落ち着かないのである。騒がしいのがとても気になる。確かに昔も賑やかではあったが騒がしいとは全く感じなかった。ところが今回は少し違う・・・。
あることに気がついた。それはウエイター対応である。経営者の方針でも変わったのであろうか・・・?。
大きな声で”イラッシャイ・・・・”の連呼。まるで、今流行の居酒屋そのもの。お客さんが入ってくる度にあちこちから”イラッシャイ・・・・”。それも大声で。天井が高くよく響くのでたまったものじゃない。確かに威勢はよいかもしれないが、この店には絶対に馴染まないのである。
隣の外国の方も周囲を見ながら一杯のんで退散された模様。
建物の歴史・昔からこの店を愛してきた者・様々な思いをもってこの店を訪れ人々・・・・。
ジジも満たされない気持ちで,"もう一杯”を止めて早々に店を出た。
今度、日を改めてもう一度行ってみようとは思っているが・・・・。