2006年6月12日(月) ジジの音楽武者修行 スクールーオーケストラと そのヴァリエーション 〜パーカッションの基礎知識〜 NO 50 |
神楽坂のワンシーン
神楽坂をあがりきった右手に赤城神社。その側に音楽の友社がある。.地名からも察しがつくように由緒あるところ。このまちにピッタリの光景です。
パーカッションの基礎知識
前回の続きです。「パーカッションがうるさい・・」について川島君からのアドヴァイスです。
☆ティンパニー
チューニングができているかどかかがまずひとつ。狂っていれば耳障りですね。それから、マレットも重要。大きい音=硬い撥。これが実に多い!。”音をクリアに、スタッカートに・・・・・・”。これを撥で解決しようとするには早計です。
撥のスピード、タッチの問題、瞬発力これで十分。
硬い撥は、確かに簡単に大きなはっきりした音が出ますが、ニュアンスを表現するには厳しい。硬い撥が必要な部分もありますが、必要以上に硬い撥を使っている場合が多いようです。
基礎練習(撥を代えないで)を少しやるだけで、劇的に音が変わります。
逆にチョット硬い音、チョット柔らかい音のニュアンスを出すため、撥を代えるのはよくやることです。
☆スネアドラム(SD)
チューニング及びスティックの選択で小さい音でも耳障りになります。また、音程感の問題。SDの音程を考えたことありますか?・・・・。
基本ピッチは 表G♯ 裏は表の+−半音
これがSDらしい響きのする範囲で、曲のスタイルによって変えます。こうやって基準を出してあげると毎回チューニングの指針ができる。
裏面と表面の音程差は広げすぎないことが鉄則。
☆バスドラム(BS)
チューニングが大きなポイント。ドーンと残響の長く締まらない音。しかも、振り回してひっぱたく・・・・これでは・・・・・・。
ま と め
打楽器は消耗品が多く、ヘッドを変えるだけでサウンドが見違えます。
チューニングもしっかり。幸か不幸か、打楽器は叩きゃ音が出ます。皮が寿命でも、チューニングがひどくても叩けば音が出てしまうのです。どんなに壊れていても、叩けば音が出る・・・・・。
クラリネットのリードは、少しへたるとすぐ変えるのに・・・・。
雨上がりのアジサイ(紫陽花)
花の色が土壌のPH濃度によって様々に変化するので「七色化」とも呼ばれています。