2006年8月14日(月) ジジの音楽武者修行 スクールーオーケストラと そのヴァリエーション ウィーンの思い出から 突然の電話にビックり 〜選曲へのアドバイス〜 NO 67 |
幸せなことに、ここ数年教え子と会う機会が多い。
先日もウィーンに行くために同じ釜の飯を食べた仲間からの誘いがあった。27年前の名?演奏がCDになったことのうれしさと、当時の思い出話しに花が咲いた。
”どうして ドボ 8 に決まったのかな・・・ シュベルトのミサ曲(初演)もやったよね 外山雄三の作品も・・・・”とか
そんな話題の最中に思い出したのが、大学の学長さんから突然の電話があったことである。
1978年(第4回ウィーン青少年音楽祭参加の年)の4月頃だったと思う。当時、大学の同窓会名簿には住所不定として書かれていはず・・・。
それが突然、母校の大学から勤務校に電話があった。学長さんが”お会いしたい・・・”とのこと。ビックリのドキドキ状態。己の耳を疑った。
だって大学時代はアルバイト(夜はC調ピアノ弾き)を専願とし、楽友会ではダンスパーティーや親睦旅行の企画を得意。代返を依頼することも度々。”第9”の練習ではもともと男声が少なく、演奏旅行には行けることが分かっていたこともあり?、出席率は良くない。演奏旅行の初日公演の日比谷公会堂も”フロイデ!!”を除いてはほとんど口パクで終わった・・・・・。
”そのようなジジに何事・・!!。” 学長さんとは1〜2度話した程度。”どうして、勤務校が分かったのだろうか・・・?”とか”用件は・・??”といろいろと思いを巡らしても心当たりがない。
恐る恐る学校に行った。学長室に案内された。緊張しまくり状態。
学長から”ジジ君 7月にウィーンに演奏旅行するようだね”(ドッキリ・・・どこからその情報を・・・・?) ”コンペティションも参加するの・・?” ”どんな曲を用意しているの・・・”等と尋ねられた。
主な曲は
・交響曲第8番 ト長調(ドボルザーク) ・ヴァイオリン協奏曲 ホ短調(メンデルスゾーン)
・序曲は「ロザムンデ」と「セビリアの理髪師」等。 それに、「浜辺の歌」の他に数曲です。と
すると、”すごい曲ばかりだね・・・” ”スクールオーケストラでもそこまでやれるの・・・”と驚かれていた。”選曲は誰がやるの・・・”とも。
すると、”今回のプログラムの組み方は・・・・・???だね” ”邦人の作品が少ないのも気になるね・・・・”ウィーン気質というか、向こうの人達が好む曲はね・・・・・・”などと音楽情報も話してくださった。
特に印象に残っていることは、”随分大曲があるが、演奏できることと音楽を表現することとはチョット違う・・。余り背伸びしないで、演奏者が分かりやすい曲を・・・。”と話されたことである。
”もう少し早くこのことを知っていれば何かお手伝いできたのに・・・。”とも話された。
このことが、その後の少年少女オーケストラでの選曲に大きく影響することになった。
たんばら高原の
ラベンダーパーク
虹の畑
マリーゴールドとラベンダー
関越自動車道・沼田ICより一般道で19Km車で約30分。途中、新種の手入れに余念のないリンゴ園や清流の発知川沿いを登っていく。曲がりくねった急なのぼり坂を過ぎると左側に玉原ダム。その奥がたんばらスキーパーク。この季節はラベンダーをはじめ虹の畑に変身。全長700Mのリフトを降りるとラベンダーパーク。湧き水がとっても冷たかった。帰りは爽やかな高原の空気を満喫し草花を楽しみながら歩きました。
昨年は北海道で見られなかったラベンダーが、今年はヤット・・・・。ヤッタネ・・・!!