2006年12月25日(日)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
               
                 
〜大掃除の産物に ニッコリ〜
  

                                              
NO 81
        

♪あといくつ寝ると・・・・・・・・♪
まだ年賀状を書いていません・・・。卒業の時に持ち込んだダンボールがまだ開いていないのがあります。書庫にある一間の書棚でレコードとスコア専用は満杯状態。手入れもままならず、埃も溜まっています。師走になるといつも悩むのが相当な数のレコード盤のこと。思い切って処分しようかと思うが・・・・・・・。結局、埃をはたいてそのまま・・・・。スコアとフルセットのパート譜が揃っている曲も結構ある。
大掃除のついでに楽譜を引き出し、書き込みや当時の演奏風景を回想にひたるのも気に入っている。
ヴァイオリンニストの辻 久子先生とメンコン(メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 OP.64)を演奏した時のスコア冒頭の1小節と半の短い前奏部の書き込み。”小川のせせらぎのように・・・・・.”こればヴァイオリンとヴィオラの八分音符の動きのイメージとして辻 先生が話されたこと・・・。
「未完成」交響曲第一楽章第一主題(オーボエ)は若かりし頃の甘く切ない青春の痛みを思い出しつつ・・・・”。
また、練習していないときはリード削りをしているオーボエ。突然スポーンと音が抜けて”・・・イイジャン いい音だね・・・・”一緒に喜んだクラリネット。ドボNOの4楽章のフルートの速い動きのパッセイージが近づくと、いつも心配そうな表情になるが、音を外したことがほとんど無い極めて真面目なフルート。「セビリアの理髪師」序曲の103〜111小節のホルンのソロでは、練習があまり得意でない子で、遅刻の常習者・・・練習不足だからよくトチル!!・・・当然怒られる・・・でも2回目は完璧に演奏する。それも見事に・・・・・・!!(ちなみにその彼は現在某市で教壇に立ちながらコンクールでは全国優勝は数々獲得。本人自らリサイタルや第九のテナーのソリストとしても活躍している。中学時代には全く予想もつかいない彼ですが・・・・ビックリ!!”。といった具合。

無手勝流のジジとしては、スコアから音を読み取りながら曲づくりを構築していくなどといったハイレベルな芸当は到底無理な話し。17〜8段のスコアを頭に入れるなんて・・・とんでもない。偏差値も低く、憶えきらないのである。だから、まず耳からイメージを膨らませるといった手法を多く使った。そのために、一つの曲に対し、複数の指揮者のものを用意し、聴き比べをした。これもレコードの枚数が多い理由の一つでもある。大体の形ができてきたところで、ジジ的な色づけをする。色づけもその時の気分によって変化することも多々あるから厄介である。楽譜に書いてないことをやって、”そんなこと 楽譜に書いてないゾ・・・・!!”とお叱りを受けることも度々。
また、指揮をよく間違うことでも有名であった。

ベートーベンのピアノコンチェルトの最終楽章でクレッシェンドしてフォルテッシモにもっていくところ。左手の人先指1本を高々と上げ”イクゾー・・・・!”とテンションを高めながら大きく振り下ろしたら、一小節速すぎたのである。
グリーグのピアノコンチェルトでは、カデンツが終わり、オケが入るタイミングでもこれに似たようなことはあった。(”ソリストのせいでずれるんだ・・・”と言ってみたかったが・・・・・)

子ども達から”ア〜ア〜   マータ ヤッチャッタ・・・”と冷ややかな眼差しを浴びることになるのである。

こんな調子での大掃除。はかどるわけがない・・・・。年賀状のことも気にかかりながらスコアから目が離れないジジです。

                  
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いよいよ冬休み。この時期街並みでも遠くから見ても直ぐ分るのが銀杏の木。黒っぽく太い幹からスーと上に伸びた無数の枝。真ッ黄色の葉に覆われた木も、今は葉をスッカリ落としてしまい、今度は黄色のジュウタンで楽しませてくれています。
今年も幕張メッセのイルミネーションを見にいきました。とっても綺麗でした。最近では個人のお宅でも飾ってある家が多くなったようです。どんな願いごとをされましたが・・・。夢と希望に溢れる素敵な世の中にしたいものですね・・・・。

メリー X‘マス・・・・・・
    平和でありますように

子ども元気な声は
       心が温かくなります