2007年8月13日(月) ジジの音楽武者修行 スクールーオーケストラと そのヴァリエーション 〜変わってほしくないこと〜 NO 99 |
”ささやかな暑気払い”に銀座のライオンに行った。”イラッシャイ・・!!・・・”と威勢の声でテーブルに案内される。ジジ的には音大生の頃楽譜の購入といえば、神田の古河書店かヤマハ銀座店。貧乏学生としてはどちらかといえば神田の古本屋ですませることが多かったが・・・・。時々、仲間に誘われ、都電を乗り継ぎ、「銀座ライオン」を左に見ながら、ヤマハ銀座店に行った。でも、そのヤマハ店も現在、ビルの建て替えのため、取り壊されていた・・・。当時から銀座ライオン(昭和9年開店)は知ってはいたが高級感があり、なかなか入れなかった。就職してズーとあとになり緊張しながらこの店に入った。それ以来、明治・大正ロマンを感じさせるレトロ調の雰囲気がとても気に入っており、今でも通っている。昔の雰囲気を知っている者としは、現在の居酒屋風な対応はどうも馴染めないが・・。いつもの黒ビール(中ジョッキ)一杯・生ハムではじまる・・・。でも、古びた木の丸いテーブルと木の椅子。ペンダントの丸いランプ・・。正面も巨大ガラスモザイク(菅原栄蔵作)の大壁画と高い天井に囲まれた異空間は昭和ロマンにタイムスリップ。昼時の時間を外すと結構落ち着いた一時が過ごせて、お気に入りの場所である。
勝浦に向かう途中で竹林(千葉県大多喜)を発見。そこで、パチリ。
少年時代にモウソウ竹を丸く細く削った竹ひごと、1・5cm位の四角の竹の棒にキリで1・5cm位の間隔で穴を開ける。それらを組み合わせて、長さは35cm程度の鳥かごをつくったことは今は懐かしい・・・。
昔から
・竹を割ったよう・破竹の勢い・竹馬の友・木に竹を接ぐ・松竹梅・・・・・。
節目正しく 真っ直ぐ伸びて 風にも強い・・・のが竹の魅力。
日航機が御巣鷹の尾根に墜落して22年目。現役の日航の整備士の方のお話し。”・・・・日々、謙虚にそして誠実に仕事を続けています・・・・”とのこと。現代の世相を診るとき、「謙虚と誠実」の言葉にいたく感銘を受けたジジであります。
世の中全体としては、総じて上手く運んでいるとは思うが、当たり前のことが、当たり前のようになかなか上手くいかなってきていることも事実。益々、先行き不透明な社会。
今後なお一層、当たり前のことが、当たり前に通用する世の中であってほしいと願うジジです。
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今も昔も変わらない
銀座ライオン
節目正しく
真っ直ぐ伸びて