2007年11月28日(水) ジジの音楽武者修行 スクールーオーケストラと そのヴァリエーション 〜またまた 途中下車 チョット得した素敵旅 でも・・・・!!〜 NO 112 |
新潟市には夕方に着けばよい。そこでまた、長岡で途中下車。柏崎近くに美味しい新蕎麦を食べに行くことになった。友人の車に乗せてもらい、長岡JCTから北陸自動車を走る。もし、途中で色鮮やかな紅葉に出会えればラッキー・・と、淡い期待を抱きながら走ったが・・・果たして??。
西山ICを過ぎた辺りから屋根にブルーシートを被せた光景が点在してくる。高速自動車道なのに、道路は所々、大きく波打っている。道路工事も多いように思った。
柏崎刈羽原子力発電所やその周辺が大きな被害を受けた。高速では一瞬に通り過ぎてしまうが、街中にはまだ大きな傷跡が随所にみられるとか・・・。
これが7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災状況で、未だ課題は山積状態と聞く。
日本海の荒波と厳冬の季節に入る。仮設住宅で年を越される方々も多いとか・・・・。どんな想いでお正月を迎えられるのだろうか・・・と思うと言葉が出ない・・・・・・・。心が痛む・・・。
気持ちを切り替えて、左側に見えるとんがった米山(993m)を眺めながら ”紅葉が綺麗なんだろうな・・・今年は日塩ライン(日光・塩原)には行けなかったし・・・・今年はチャンスがないのかな・・・。” 等とチョッと寂しい気分。上り坂になり、海岸線を右に眺めながらしばらく走ると米山SA。休憩タイム。見晴台で記念写真をパチリ・・・。海岸線の遥か遠くに、柏崎刈羽原子力発電所も見えた。
いよいよ待望の蕎麦屋「にのみや」に到着。普通の住宅一軒屋といった店構え。暖簾をくぐって中に入ると右に小あがりがあり、6人用のテーブルが2つ。左はコの字型のカウンターに5〜6名程度の席数。立ち食い蕎麦屋さんを少し広くした感じといった雰囲気。チョッと殺風景な感じ(失礼ながら・・・)。ご夫妻の2人だけで営まれているとか。
ご主人も”蕎麦一徹”といった頑固そうなところは感じられない。奥様もとても愛想がよく、近所のオバサンといった感じ・・・。メニューは蕎麦だけ!!。
”大丈夫なの・・・??”とチョット不安がよぎるが・・・・。
「もり蕎麦一枚」を注文。雑談している内に ”オマチドウサマ・・・”。いよいよ蕎麦の登場。極薄い緑色に、茶褐色というか黒色のそば殻が混じっている新蕎麦。”味と香りが楽しみの新蕎麦”・・・!!。(騒ぐほど、蕎麦通なのですか・・・と聞かれても困りますが・・・・)
まずは「生」で頂く。味わいながらよく噛む・・。確かに、味もよく歯応えやほのかな香りが伝わってくる。 ”ウマイ・・これはいける・・・!!”。結局、最後の2口3口は汁を付けたが殆ど生でいただいてしまった。これで地酒であればと思ったが・・・・・今回はあきらめることにした。
暖簾をバックに記念写真をパチリ・・・。
116号を新潟に向かう途中で、国道左のすぐ側にある小高い松雲山に案内してもらった。紅葉の名所とか。期待できるかな・・・??。駐車場は20台も留まればいっぱいの状態。近くのもみじは薄っすらと色づいている程度。山を回りこむような道を登るが紅葉らしい気配は感じられない・・・。”ホントナノ・・とまた、疑いの眼差しで松雲山公園山門にたどり着く。
”ワーッ・・・・綺麗・・!!。真っ赤とか金茶色一色ではないが、緑をバックに色とりどりの鮮やかな光景が目の前に飛び込んできた。
”ワ〜 ワ〜・・・・の声とため息の連続”お見事でした・・・。
日本海の夕日を眺めながら新川を渡り五十嵐浜を走る。そして、萬代橋側のホテルに到着。明日の音楽研究大会が楽しみだ。参観を予定している学校は、横田めぐみさんが通っていた学校だとか・・・。知人から「めぐみさんを救う会」を立ち上げるまでのご苦労や緊迫した雰囲気など・・・と聞いたことを思い出すと複雑な想いもがする・・・。
レトロ調の萬代橋の明かり。明日は笑顔が素敵な子どもたちと素晴らしい先生方にたくさん会えるのがとても楽しみ。
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