１４日(土）に千葉県習志野市立第四中学校（校長：柴田史香　音楽科：清水みずえ、木下初恵教諭））の創立４０周年を祝う会があり、元職員ということで出席した.。正式な形で訪問するのは２０数年ぶり・・・。

チョッと早めに学校に着き、式場に向かう。階段を上っている途中、歌声が聴こえる。”やってるね・・気合入ってるじゃない・・・・・・結構　きれい・・・・！！”等と、懐かしさと期待で体育館に入る。

入ってビックリ・・・！！。３学年合唱｛「マイ・ウエイ」（混声四部）：ピアノ伴奏：３年生｝のリハーサル最中。”ジジのカラオケベストアルバムの一曲である”。
”今　船出が・・・・”のレスタティブ的な歌い出しはすでに抑揚というか気持ちが入った表現。次第に気持ちが高揚し盛り上がっていく曲想づくりに生徒の気持ちが伝わってくる。
編曲(若松正司もすばらしい。特にソプラノのオブリガートが素敵。”消えたまま～に♪～”からコーダのハイポジ（Ｆｉｓ）をはじめ、見事な曲の構成と表現の豊かさが一体化に胸が熱くなった。

また、ステージのソリスト男女それぞれ５名。２コーラスはソリストによるアンサンブル。堂々と誇らしげな表情と豊かな響きに聴きいってしまっている会場。すばらしい・・・！！。

続いて「ふるさと」（混声４部）の全校合唱。吹奏楽（伴奏：県吹奏楽コンクール金賞受賞校　指揮：鈴木慎一教諭）の柔らかなサウンドの前奏を聴き、また、新たな期待が膨らむ。
３年生と１，２年生の対面。特に、３年女子の高音の伸びやかな響きと男声の重厚な歌声・・・さすが３年生・・・！！。後輩も先輩の歌声に圧倒されながらも頑張って歌っている。ある種の競い合いといった雰囲気に会場は感動の渦に包まれ、シーン・・・。（”まだ　リハーサルなのに・・・”）

”吹奏楽に負けているよ・・・いいよ！！・・・頑張ろう・・・・”。全身で指揮をしながら、次から次へと生徒の気持ちを高めていく、木下先生の気迫のある指導。一方、生徒の中にはいって個々に声かけしている清水先生や学年の先生方。その一言一言でドンドン声量も増し、響きも一段を伸びやかになる。体育館に鳴り響く重厚なハーモニーに思わず鳥肌が立った。”ブラボー・・・！！”

最後に木下先生が”今日は、先輩たちや地域の方々から、四中の思い出をたくさん聞くことができます。その思いを心で受け止め、心を込めて歌いましょう・・・・・・”と話されてリハーサルは終わった。

すでに、式典は６００余名の生徒と歴代の校長や元職員他、地域の方々でいっぱい。紅白幕が懐かしい。厳粛な式典の中に、吹奏楽部の記念演奏・生徒合唱のすばらしい演奏が大輪の花を咲かせてくれた。
この感動は地域や保護者、もちろんだが、先生方と何よりも頑張った生徒自身が一番満足しているのではないのだろうか・・・。”よく頑張った！！”と賞賛を贈って会場をあとにした。

祝賀会の席。昔「同じ釜の飯」を食べた先生も今は、四中の中核として頑張っている。”すごくよかったよ・・・・”と声をかけた。”ありがとうございます・・でも先生いろいろあったんですよ・・・”。との話しも聞く。
音楽科の先生方にも”・・頑張ったね・・・感動したよ・・”と。先生から”ありがとうございます・・とってもうれしいです・・。でも、ここまで仕上げるには大変でした・・・。先生方との共通理解を図ること。共通行動をとるにも多少時間がかりましたが・・・。生徒と戦ったこともありました・・・でも、生徒には絶対に負けませんでした・・・・！！”。　”でも、いろいろありましたけど、生徒は私たちの期待にしっかり応えてくれました。すごい子ども達です・・・・・。と熱く話されたのにとても感銘した。

多感な生徒たちのこと。全国どこの学校（特に中学校）でも課題のない学校は皆無だと思う。例えそうであったとしても、全く感じさせない立派な態度と歌に感動したのはジジだけではない。

そこには、もちろん音楽科の先生方の指導力は当然だが、学校長を中心とした全校体制でこの式典を通して一歩でもステップアップしよう。その一つに合唱を据え、協働の姿が今回の立派な式典につながったのではないかと感じた。この姿は四中の明るい未来につながると確信した素敵な一日でした。”四中魂”　感動をありがとう・・！！。

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