2008年8月27日(水)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
               〜
ただ今 ”ドボ NO8に熱中・・・!!
                                 
30年ぶりの再会〜
                                       
 NO 139

千葉県習志野市立第六中学校管弦楽部の顧問小松崎先生から、声がかかったことから30年ぶりに”ドボ8”と再会することになった。

この曲は1978年の第4回ウィーン青少年音楽祭コンペティション部門(第4位)のメインプログラムの一つ。

声をかけていただいた時、正直”エ・・・!?”。”憶えているかな・・・できるかな・・・”とチョット悩んだが・・・。お世話になっている顧問の先生のこと・・・・ 即決といった感じで、OK

早速、スコアを探す。見当たらない・・・どこ・・・おかしい・・・・”。 ”ア〜そうだ・・!!” 大昔のこと。教え子達が遊びに来た時の話し。
メンバーの一人、安藤 純教諭(現:船橋葛飾中管弦楽顧問、全国優勝は度々、テナーソリスト、市民合唱団指揮者等々で活躍中)が定期演奏会プロにするので、スコアを貸してほしい・・・・という話を思い出し電話。
数日後、”詳細は見比べていないのですが・・・・”と黄ばみ古ぼけたジジ使用と最新版のラージスコア(同じKALMUS版)2冊を届けてくれた。

さすが、30年前のスコアを開くときチョット胸がワクワクした。開いた瞬間、少し湿った古新聞のような臭いがした。紙質も荒く、ところどころにカビが生えた痕跡もある。
でも、「我が青春の証」の匂いでもあることも確か・・・!!。

冒頭のVioloncelleのメロディーには弓順や鉛筆(当時から2Bにこだわって・・・)で書き加えた記号が細かく記され、とても懐かしい。ジックリ見つめながら一枚一枚めくっていく。メロディーがうかんでくる。17段のスコアの殆どを、ほぼ憶えているのが不思議・・・!!。書き込みにも当時の思いを重ね、様々な思いがドンドン膨らんでいく。時が経つのを忘れてしまう・・・・・・。

古ぼけたスコアを片手に、道中”マサカ・・・この年になってドボ8と再会するとはな〜”と、ちょっとドキドキしたり、機会をいただいた顧問の先生に感謝し、幸せな気持ちにひたりながら学校に向かった。

思いが強すぎて、子どもたちに迷惑かけないだろうか・・・・。”君の指揮は子どもの音楽性を邪魔している・・・・”と故石黒一郎先生(千葉大名誉教授)にお叱りを受けたことを思い出しながら・・・・。
                   
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猛練習中の第六中学校管弦楽部員と小松崎先生です。
               先輩の後姿を見ながら、1年生部員も必死です・・・。