2008年10月27日(月)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
                     〜
温故知新
              
・・・チョットオオゲサな深川散策から・・・   
                                       
 NO 145

大正記念館側から涼亭を望む

磯渡り

深川不動尊近くのお土産屋さん

秋晴れが続いたある日。先輩と清澄庭園から深川江戸資料館、深川不動尊、富岡八幡宮まで散策することになった。いづれもはじめて訪ねるところ・・・・
もっとも近くの、森下町で馬さし、豚なべ、そして厚焼き玉子で有名な”みの家”。それに、月島の”もんじゃ”は今でも度々いっているが・・・。

門前仲町(東西線)から大江戸線で清澄白河に向かう。大江戸線ははじめて。一般の車両に比べて横幅が狭く、上つぼみになっており、天井が低い車両・・??。改札口からエレベーターで上る。噂のとおり”・・・なるほど〜これは結構深いところを走っている大江戸線の証・・・!!”。  駅から3〜4分で庭園。

・清澄庭園(明治の代表的「回遊式林泉庭園」)。
入園料70円(?シルバー料金とやら 都の粋な計らい・・・)。大正記念館側から数奇屋造りの「涼亭」の眺めがすばらしい・・。石を飛び飛びに置き、磯を渡るように歩く磯渡り。「古池や かはず飛び込む 水の音」この句を刻んだ芭蕉に縁の深い土地柄での句碑・・・・。ポカポカ陽気も手伝ってとても気分がいい。大都会の一空間を満喫した。

・江戸資料館
総合展示場はよくできている。江戸時代へのタイムスリップ感が充足される実物大資料として、長屋、船宿、火の見櫓等の建物を再現。”八っつぁん熊さん”の気分。時代劇の撮影にも使われるとか・・・。スケールの大きさもあるが、いかにも庶民の生活がムンムンと感じられる(作られた雰囲気を感じさせない)とても細工が細かい!!。
どこの家も狭く寄り添って軒を並べている。井戸端会議で象徴されるように共同の文化を感じさせる(トイレも・・・)。お米や味噌,醤油などを貸し借りは当たり前・・・。といった雰囲気。

場面によっては、ジジの少年時代もそうであった・・・。つまりみんな貧乏であったのである。
みんなが貧乏だから、自分が貧しくても気にならないのである・・・。当たり前だから・・・。
一方、余りにも物質に恵まれ過ぎている今を当たり前のように思っている人々が多い現実。チョット考えさせられた・・・!!。

・深川不動尊
本堂にお参りして、内仏殿へ。内仏殿のメイン4階の宝蔵大日堂。大日如来像200体以上もあり圧巻。天井を見上げると巨大な大日様(天井絵)が見下ろしている。お札に願いごとを書いている娘さん。ジジ達がお堂に入ったときからズーット合掌してお祈りしている青年・・・・。よほどのお願いごとでもあるのだろうか・・・・・。この二人の姿がとてもきれいに感じたのはなぜだろうか・・・・。

・富岡八幡宮
お参りをし、本殿に向かって右に行く。右側に横綱力士碑。大通りに向かって右に神輿倉。御本社一の宮神輿(約4.5トン  ダイヤ、ルビー、純金24Kg)は圧巻。

日ごろ何かとせわしい日々。心休まる一日でした。それと同時に、何かとせわしいこの世をチョットだけ憂いてるジジでもありました・・・。


                    
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