2008年11月26日(水)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                 
                      ”口封じ作戦”
              
                                       
 NO 147

待望の紅葉と絶景に感動
今年は紅葉が見られないのか・・・とチョット寂しい想いをしていたのですが、機会があってついに待望の紅葉と絶景のビュウーポイントに出会いため息の連続でした。桧原村から風張峠に向かって登り、奥多摩湖までのコース。

市内7つの中学校で最も新しい学校に異動したときの話。
前回(音楽武者修行NO146)の経験を生かし”今度こそは・・”と新たな気持ちで授業に望んだが・・・。またしても、厳しい日々を送ることになったのです。

3学年(9クラス)中、4クラス(8時間)を担当するジジ。多少賑やかクラスもあると聞いてはいたが・・。それにしても、前任校(荒れた学校でテレビ出演の経験あり・・・)ほどでは無いだろう?

音楽科教諭2名。”荒状態 ベスト4クラスを持ちますよ・・・!!”と、格好つけたジジだが・・・・。
ビックリ・・・!!。暴力的(対教師)な行動は殆どないが、・・・ともかく騒がしい・・・席に着かない・・・ペチャクチャと大声で話す・・・走り回る・・・ベランダ越しに隣のクラスと交流する・・・。これは授業中であれ、日常的におこなわれているのである。
・・・たまったものじゃない・・・!!。厳しく注意しても一瞬は静かになるが・・・・・また、繰り返す・・・・。
授業のはじまりは、まず、床にゴロゴロ寝転んでいる一人ひとりの襟首や胸ぐらをつかんで席に座らせること・・・。これが結構、気力・体力が必要なところ・・・。ヤットコサで席に着かせたと思うと、片方がまたゴロゴロ・・・。こんなことの毎日・・・・。

胃が痛くなる。不登校になりそうなジジ・・・・。

これも、”格好付け過ぎた天罰”とは思いながら・・・。でも、これは彼等との我慢比べだと、あきらめずに繰り返し 繰り返し頑張ってはいるものの、・・結構堪えた。とっても辛かった。

イザ授業!!
”花”(滝廉太郎作)を弾いても、伴奏だけが空しく響く音楽室・・・。まったく歌わない彼等・・・。ピアノの前に集めても効果無し。発声練習してもピッチが決まらない・・・・ただ吠えているだけ・・・”音階も歌えない(歌わない)。どうして?”だって 皆で声を揃えて歌ったことないんだもん・・”とのこと。 

”この状態ではこちらがもたない・・・・・なんとかせねば・・・ まず、うるさいお喋りを黙られる方法はないものか・・・!!。そこで、ひらめいたのがアルト笛による口封じ作戦。”笛だったら、とりあえずお喋りは無くなる・・・。
ピーピーやってもソプラノ笛よりまだ我慢ができる。強烈なピーピーには我慢できない生徒の出てくるだろう・・・。それに、暴力やシンナーに走らないのは、心のブレーキのかけ方を分かってやっていることが前任校とは違う。知識理解や技能面でも結構でも・・・・しれない・・・。隠れピアニストも多いようだから・・・・。

選んだ曲「冬が来る前に」(教科書から)。案の定予想通り・・・。案の定、ピーピーがはじまったが・・・
これからも当分,胃が痛くなるジジの我慢の日々が続くのだが・・・・
                イザ 勝負・・・!!
              
                  
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