2010年08月11日(水)
        ジジの音楽武者修行

     
         
  
 統廃合される母校への想いをのせて
 
                 〜Nコンにクラス合唱で挑戦〜
                                       
NO 224

猛暑お見舞い申し上げます。・・・もう秋なのに・・・・蝉は朝方鳴きます。サルスベリがチョット遅めに咲きました。それも例年より小ぶりのように感じます。時折、合唱練習に顔を出している学校のそばの桜並木通りでグリーンシャワーを・・・岩場(城ヶ島)の荒波です。・・・それにしても温暖化を身近に感じている今日この頃です。


千葉市の某小学校が統合することになり,今年度末で母校が無くなる事になりました。各学年1クラスずつの小規模校。1年入学時から6年生までクラスメイトは同じ。アットホームな雰囲気が校風のひとつとか。”廃校にともない、クラスで何か記念になることをしよう・・・・”と話が持ち上がり、そこで決まったのが   ”Nコンに挑戦しよう・・・!!”。・・・エッ!!

はじめはフリーの参加を考えていたようだが、”どうせやるなら・・・!”ということで練習に熱が入り、コンクール出場を決めたようだ。

是非という話があり、”合唱活動の普及を・・というNコンのねらいはあるが・・・それにしても”チョット無謀?(失礼)かな・・・”などの思いもあって戸惑った。しかし、「廃校を記念してNコンに挑戦・・・!!」の心意気に心を打たれ一度お邪魔させてもらうことにした。

笑顔で迎えてくれた。指揮・伴奏は学級担任の先生。声の質には多少の難があるけれど、生き生きを歌っている彼等の表情はとても素晴らしい。
ジジはのびのびさを壊さず、歌詞の思いを少しだけ付け加え一緒に歌った。反応や表情がとてもがよく調子にのって楽しい授業が終わった。
帰り道に”難はあるけれども・・・大丈夫かな・・・でも、彼等のよさと十分に出せばそれで良し!!”と納得した。

そして、予選当日。会場でジジを発見し”こんにちわ・・・僕憶えてますか・・・等と声をかけてくれた。
たった一度の出会いとは言え、”頑張って”と心の中で静かに応援した。”いざ 出番”。オハツの出場とは思えない堂々とした態度。課題曲、自由曲ともに見違えるほど素晴らしい出来栄えにビックリ・・・!!。他の常連校と肩を並べて歌っている姿に”ホッ"としながら熱いものが胸に迫ってきた。
後日談。”学校上げて応援しました。近くの市民会館を借りて練習もしました・・・。と”。ジジがお邪魔したとき、校長先生がズ〜と彼等の側でしっかり応援しておられた姿を思い出した。
この夏の素敵な思い出のひとつです。

                   
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