2011年3月26日(土)
  
 
                     贈る言葉
                 ”苦悩をつきぬけ 歓喜に至れ”

                                         NO 254

・1100年ぶりの巨大津波 東日本巨大地震・・・!あれから2週間。言葉にならない日々・・・。スマトラ島沖地震(2004年12月26日 M9.0)の映像で津波の怖さを知った。それよりはるかに巨大な津波が日本で・・・・信じられない光景である(YouTube画像)。日本中がそして世界の人々が”ニッポン頑張れ!!”と応援していくれている。世界中で活躍しているスポーツ選手をはじめ・・・も。
すでに復旧・復興への力が動きがはじまっている。改めて日本人の絆の強さを感じた。長い道のりが予想されるが、頑張ってほしいとタダタダ願う。被災された方々が一番辛いことを忘れないで・・・。

・小磯先生のピアノに合わせて、6年生を前列に最後の響き合い


・聞き入る6年生

・この仲間たちは特別な想いがあるのは、「全日合唱研」のモデル校として出場が決まった2年前からはじまる。
ご縁があり昨年、富澤 裕先生に指導も受け、新曲も富澤先生が書いてもらうことになり、前田美子先生には一人一人の声を聴いてもらった。両先生の指導により見る見る変化し、彼等の表情も笑顔になっていくのがよくわかった。
ジジもたさん勉強させてもらった。
その後、ジジがいくら真似してもうまくいかず焦ってしまう。その結果、30数年前の無手勝流の根性主義が爆発してしまうことも多々。そんな時は後味が悪く自戒することも度々。本音のところ、”この子たちをモデる校としてある程度上手にしなくては・・・!!”という焦りがあったから。ジジの力量不足は棚に置いて、ガンガン追い込んでいく練習はお互い辛かった。でも彼らは”ジッ〜と我慢して頑張った・・・最後まで。そして、本番ではその責任を立派に果たした。
地震のこともあり、お別れ演奏会も中止になった。
彼らとゆっくり話もしたかったが・・・。

・引き継がれる想い

・不安気な後輩たち

この2年間の付き合いの中で、語り、願い、そして、ガンガン練習してきた根底にあるものは”苦悩をつきぬけ 歓喜に至れ”の気持ちを貫いた。鍛えればきっと花開くを信じているからである。”練習きつかった・・・?”と、尋ねると遠慮がちに”・・うん・・!”と、うなずいた子たちに”・・・ゴメンネ・・・”と言った。
でも最後はジジ流”よく頑張った・・・貴重な経験は君たちの心の宝物にきっとなるよ・・・”と言い切って、慌しく別れてた。


         
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