2011年10月02日(日)
                    
台風15号体験記 〜                                                           
                                          NO 276

・ベランダから望む”真ん丸いお月様・・・”

・今でも少年時代の夢を追いかけて成田空港近くにいきます。

・「暑さ寒さも彼岸まで。昔の人はよく言ったものだ。今朝、キンモクセイの香りに気が付きました。いよいよ秋が深まっていくのでしょうか。

それにしても、9月21日(水)台風15号の到来には参りました。

その日は泉岳寺で会議の最中。ビル管理者から緊急放送・・・”台風が東京に近づいています。休暇等の対応で早く帰宅してください・・・・”。ビル関係者も”このような放送ははじめてです・・・”とのこと。

会議終了時間を1時間繰り上げ4時に会場を出た。泉岳寺から品川までは、”チョッと混んでいるかな・・”といった感じ。ところが品川駅に着いてからビックリ・・・!!。よまや8時間の戦いの始まりとなろうとは?!。

京急線からJR乗換え改札口まで移動しようと思ったら、電車から降りて2〜3歩進んだだけでピタッと一歩も動かない。改札口は見えているのに・・・。流れるのは入場制限のアナウスだけ・・・”申し訳ありません”の連呼。JR線から京急線への乗り換える人並の勢力が強い(子tの時、すでにJRは不通箇所がではじめた状況にあったようで・・・)。必死で戦う勢力争い・・・。

”オシクラまんじゅう”状態。この状態からやっと抜け出した所要時間は30分距離10M未満。状況が不明のまま総武線快速(成田行き)に飛び乗り座った。”よしよしこれなら5時半くらいは家に着くな・・・”とホットした。

ところが、先ほどの地獄のような世界とは様子が一変し全く違いガラガラ・・・???。周りを見渡しても数名が立っている。ヘッドホーンを聴いている人、雑誌を読んでいる人、眠っている人、携帯やIパットでゲームをしている人、周囲を見回しているひと・・・。これといって普段とは全く変わった様子は無い。ただ座った座席の上から冷房の風がガンガン責めてくるのは困ったが・・・。

そのうち”台風接近により強風により、風量計が危険ラインを超えていますのでしばらくこの駅で止まります・・・誠に申し訳ありません”との車内放送の繰り返し。東海道線ホームでは長蛇の列が座り込んでいる。

超寒いし、空腹は襲ってくるし・・18時過ぎるとチョッとイライラしてくる。乗客の中にはバックからクッキーや”おにぎり”を取り出し食べている人も出はじめた。(3.11の経験からだろうか・・・)。

次第にホームの電線が大きく揺れ始めた。吊り下げてあるスピーカーや看板なども・・・。瞬間に電車も揺れた。"今頃が近いんだろうな〜”と感じた。20時半くらいに”山手線が動きはじめます・・・お急ぎの方はそちらを・・・”とアナウス
あっても殆ど動かない。もちろん東海度線は不通。ジジは待ちくたびれ動く気力もない。徳川家康の心境(動くまで待とう・・・)。

やっと”東京駅まで・・”と知らされて東京駅に着いたのが21時。そこでまた、東京駅地下ホームで待たされること2時間半。動き出した一番電車に必死に乗り込む。モミクシャにされ、パントマイム状態のまま津田沼に着く。気力・体力を失いヘトヘトになり自宅に着いてのが0時は遥か過ぎた・・・!!。翌日から風邪を引き体調を取り戻すまで一週間かかった。

イヤハヤ、2度と味わいたくない出来事でした。穏やかな秋を楽しみたいのもです。

                  
 ▲トップヘ      ■バックヘ