2012年9月12日(木)
                    ~ 
変わらないもの
                            変わりゆくもの 

                                            NO 319

・千葉県習志野市立第一中学校 管弦楽部 61名
              校長 井上隆夫  顧問 横平桂子 久光玪子

・JR津田沼南口開発が随分進んでいる。習志野文化ホールまでは足を運ぶことが多いが、谷津方面にはなかなか・・・。コンクールも近くなってきたこともあり(・・・何かと理由をつけないと・・・・ので)久々に習一中に向かった。

・JR南口から谷津小学校に向か行く途中”エ~・・・!。思わず、車中からパチリ・・・!。まず、道幅が広くなりチョッとお洒落な感じ。広々とした畑でマラソンコースだったあの空間が一変。高層マンションがデーンと構え、戸建てもずらり・・・。

・音楽室から眺めると、これまた凄き。右下の杉は玄関前のヒマラヤ杉。昭和47年(40年前)に新校舎に移転した時に旧校舎から移植したものです。
・階段の途中から、いい音が聴こえてくる。先輩が後輩を個々に細かくチェックをしてながら教えている。昔も今も同じ。

・グランドも校舎の後ろ側(JR官舎)へ。校舎の周囲はブルトーザーや大型ダンプが横行・・・。

・音楽室の”楽と礼”にデスマスクは40年前と同じ場所。

・音楽室では弦パートが練習の真最中。黙々と集中している.
、”ここのところどう弾こうか・・・”等と話しながら課題に迫っている。

・アンサンブルメンバー。弦楽四重奏「アメリカ」。音楽の質の高さに驚き。積極的に音楽をつくりあげている姿にタダタダ感動!!。

・”楽と礼”。懐かしい。斉藤ニ朗校長が管弦楽クラブに贈ってくださった言葉。奥の深い言葉です。

・黙々と練習に集中している。ローグトーンで音色・響き・・から~・一人一人が課題をもって練習しています。

・ソッと通ると”こんにちわ・・”と明るき声で誰もが挨拶してくれる。また、彼等の前に立つと姿勢の良さと目の輝きが素晴らしい。顔が真っ直ぐに見つめてる。まぶしさを感じる全体の雰囲気に圧倒される。聴かせてもらった。ピッチ、アンサブル共に見事。音楽も申し分ない。
・横平先生から”・・・一言・・”と。そこで、登場したのがB型的無手勝流表現。”きっと横平先生とは違うでしょう・・・でもこんな音楽もあるよ!!・・”と言う前置きをして、しばし40年前に戻ったジジ。多少テンポをアップしたり、歌い方を求めても、すばらしく食いつきがよく完璧。テクニックの高さにも驚きの連続。
・最後に、横平先生から”・・・この祭、先生に質問があれば・・・”となげかけられた。トロンボーンパートから"・・・のところのffから更にクレッシェンドがかかっていますが、ヴァイオリンとのバランスは・・・"などと極めて深い質問。つまり、音楽のつくり方・解釈に関すること。これに類似した内容が幾つか・・・・。とても爽やかな一時であった。
・当然のことながら、本番も生き生きとした演奏であったことは言うまでもない。

・”ジジの時代も「楽と礼」を部訓としてみんなでがんばって40数年。教え子の最高年齢は60歳。それが、今なお、確実に引き継がれていることに、心からうれしく思った。

                     
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