2019年1月14日(月)
・・・後期「音楽科特別講座」・・・
全体講座②<東京会場>
NO579 |
◇全体講座
「表現を引き出そう」 ~冨澤流・楽曲解釈のつぼ~
作曲家・指揮者 冨澤 裕
音程の正確さ、発声、ハーモニー・・・いずれも演奏の良し悪しを決める重要な要素ですし、それらの技術を習得するためのマニュアルも多様に存在します。それらを身につけるだけでも大変なのですが、演奏において最も重要ではないかと思われる”表現”となるとマニュアルは存在せず「気持ちをこめて!」と求められた子どもたちはどうやっていいかわからず・・・表現という領域は音楽の最も重要な部分であるにも関わらず、なんとなく苦手・・・となってしまいがちな部分かもしれません。
当然、私も虎の巻や万能マニュアルなどは持っていません。でも日頃扱っている教材たちの中にも多様な表現が可能な教材、表現することを楽しめる教材たちがたくさんあります。
幾つかの曲を例に冨澤流表現(それは楽曲解釈と不可分でしょう)のツボを押してみたいと思います。
・虫のこえ ・夕やけこやけ ・春の小川 ・ふじ山 ・子もり歌 ・スキーの歌
・ふるさと ・Believe
〇感想(千葉・T先生)
冨澤先生は、本当に何度聴いても「流石」の一言に尽きます。あっという間の一時間半でした。ともするとマンネリ化してしまったり、たいした魅力も感じないままで過ごしてしまう共通教材も、冨澤先生にかかるとあんなに魅力的なものになってしまうなんて。一曲一曲歌いながら、楽しくてうきうきしたり、感激して思わず涙が出てしまったり・・・。冨澤先生の講座を聴く前と聴いた後では、指導の仕方が全く違ってくるとなあと思いました。そして自分ももっと楽曲をよく研究し、教材のもっている可能性や魅力を勉強していこうと思いました。
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