2025年10月20日(月)
交響曲第2番より第3楽章~第4楽章(ラフマニノフ作曲)
引き継がれる伝統
NO641
濱 優貴先生と
 その仲間たち
◇スクールオーケストラ発祥の学校
習志野一中は、1851年(昭和26年)にNHKで合奏部の演奏が放送されて以来、スクールオーケストラ発祥の地として、歴史と伝統を引き継ぎ今日に至っている。ジジが着任した1966年には弦楽器に一部エレクトーンや、アコーディオンの編成。月月火水木金金の猛烈な練習の日々。休みはお盆と正月の数日!。演奏曲も序曲類が殆ど。成果も上がり、当時の吉野 孝市長さんとの出会いもありトランペット(ゲェっツェン)、ホルン(アレキサンダー)、オーボエ(マリゴ)、ファゴット(シュライバー)、クラリネット(クランポン)バイオリン・ビオラ(へフナー)、チエロ(イノコ・チャキ)・・・。バイオリン等の弦もガットに変えるなど次第に充実してきた。当然、楽器の充実にともない、生徒も必死に練習した。調弦すら分からなかったジジ。必死にもがき、経験と勘と感情から生み出されたのがジジ的無手勝流指導法。
◇そして”今”!!
今年から濱先生に変わった。とても明るくら温和であり柔軟な感性をもち、何事にも積極的。とても熱い熱血先生!!。濱さんがいると周囲がとても明るくなる人柄。彼でまた、新しい習一中へと引き継がれたことがとても楽しみ!。
・ラフマニノフの2番の3楽章(Adagio)は冒頭ビオラの三連符の動きにVn1がタップリ歌う。Vnのメロディーが全身で表現している感が見事。次いで三連符がVn2に引き継がれ、クラリネットが歌う長いフレーズのメロディーがなんと切なく美しく演奏するのだろうか!。三連符の拍をキープしつつ、ハーモニーの透明さと動きの一体感が少し気になるが。それにしてもよく歌う。お見事!。
・4楽章はAllgro vivace.強烈な三連符のTuttiでメロディーも息がもピッタリ。生き生きとした表現は躍動感を一層かき立てられる!。メロディーランは動きも良いし、ダイナミックスも良く工夫されいる。菅楽器のアインザッツの切れ(鳴り)が残念・・。最後のP~クレッシェンド~sFFーFFがもう少し決まれがGood!!。・・・・等、また、一言多いアドバイスをするジジ!!
◇なんて・・・
先日、練習を聴きに行った時の雑感。もっともらしい事を話しているが、選曲から、表現力等見事の一言に尽きる。全国学校合奏県コンクールでは一位で抜けて、11月の全国コンクールに向けて猛練習している。今年4月に着任し、一気に空気を変え、動きのあるハイレベルの演奏を引き出す濱先生の素晴らしさにただただ感動と期待が膨らむ!。
         
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