2025年12月11日(木)
 日本の誇るヴァイオリンニストとの共演
辻 久子先生とのこと
NO655
辻 久子氏
・1926年~2021年
・13歳で第七回日本音楽コンクール弦楽部門で一位。文部大臣音楽賞受賞後、ヴァイオリンニストとして長く第一線として活躍
    第2回 習志野少年少女オーケストラ
       ヴァイオリン:辻 久子
       指揮: 石橋征次
         プログラム
 ・「フィガロの結婚」  モーツァルト
 ・ヴァイオリン協奏曲ホ短調  メンデルスゾーン
 ・交響曲第8番「未完成」   シューベルト
  習志野文化ホール 11/1(土) 5・30開場
・自宅を3500万園で買却し、3000万の1703年製ストラディバリウス「ディクソン・ポインンター」を購入、話題になる
・習志野少年少女オーケストラとは、吉野 孝(習志野市長)先生のご縁でメンデルスゾーン・ベートーベを共演。
〇大久保東小学校合唱部員のMさんが、メンコンの第3楽章を演奏し、全国コンクールで上位入賞とのこと。これに触発され、久々にメンコンのラージスコアを眺めて、昔を振り返っているジジ。
〇習志野少年少女オーケストラ発足・運営について吉野 孝市長さんにはとてもお世話になっていました。定期演奏会のメインプログラムは吉野市長さんから相談があるが、大体すでにお決めになっていた。つまり、ジジのような凡人には想像もおよばないプロに決まっていく。特に共演者選出については何事にも一流指向がつよい市長なので、ビックなソリストとの共演になる。ピアノ協奏曲は深沢亮子、花房晴美,海老彰子各先生方と共演させて頂いたが、ヴァイオリンとの協奏曲は辻 久子先生が初めて。譜読みは当然のこと。スコアを持って石黒一郎先生(千葉大学名誉教授)にもレッスンを受けた。数人のソリストのレコードを集めて聴き比べもした。代ソロの方に幾度となく手伝って頂きイメージをつくって行くが・?。ジジの”経験と勘と感情”の狭い知識と経験では、たかが知れている。
・通常、協奏曲は大体前奏が比較的長くあり、独奏楽器がしばらくしてから入ってくる。ところが、メンコンは第一楽章の冒頭から全く違う。
・前奏が1小節半の弦楽とティンパニーによる分散和弦の前奏に乗って独奏ヴァイオリンが第一主題を唱う・・。いよいよ???
・初合わせ!!。緊張しまくり状態。イザスタート・!?。超短い前奏!。アッの一瞬で第一主題。テンポで指揮しているつもりだが、イメージしていた音楽とは全く違う。その瞬間から、迷路に入った気分。上手く表現できないが、ヴァイオリンの独特な音色とテンポが揺れるような唱いかたに惑わされてしまったジジ。一例では、3連譜の連続になると、音形が聴きとりにくく不思議な感じ。全体的に拍感がピタットはまりにくく冷や汗状態。益々、迷い子になっていくが、カデンツから再現部のFIとOBに第一ヴァイオリンが第一主題を唱う頃にようやく落ち着くって感じだったかな・・??。等々
・冷や汗ダラダラ状態だった自分をいまだに鮮明に憶えている。
〇パニクリ状態のジジに対しても、辻先生はニッコリ笑顔で付き合っていただいき、とても穏やかなお人柄の先生でした。
・いまだに不明なのが、吉野市長さんと著名な演奏家とどの様に繋がっていたのか、謎です。
             
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