2006年11月6日(月)
        ジジの音楽武者修行
     
      スクールーオーケストラと そのヴァリエーション
                
            
自責の念をこめて〜
                     
”いじめ” ”高校の必修逃れ”に思うこと・・・・
                                              
NO 74

サザンカ(山茶花)

 写真のこと
ロマンスカー(小田急)の先頭車両に乗りました。旧型も新型も先頭車両の屋根に運転席が飛び出したモダンな流線型。一度、赤い電車の先頭に乗りたいと思ったもの。でも運転席にはどうやって上るのだろう(だって階段らしきものは見当たらない・・・)と不思議に思っていた。ところが、今回図らずもその謎が解けた。運転手さんは天井の四角枠のフックを握りパカッと扉を開けた。手を伸ばし、ハシゴを引き出し降ろして、そこからスルスルと運転席に入った。そして上からフックを引き上げ扉を閉めたのである。その光景を見ていた周囲からも”ヘ〜・・”などと声があった。もちろんジジも”ナ〜ルホド 頭いい!!と感動した。本厚木で下車。飯山温泉で露天風呂に入った。久々の露天。"超 気持ちいい・・”垣根越しに咲いていたサザンカをパチリ。(導入が随分長くてすみません・・・)
 
総延長196Km,日本最後の清流と言われる四万十川。上流にダムが無いために落差もほとんど無く、極めて穏やかな流れである。水面はまるでエメラルドグリーンのジュウタンでも敷き詰めたように流れを感じない。この色はプランクトンが多いことの証とか。よって鮎をはじめ魚の宝庫。遊覧船の舳先には写真のような波形が見える。有名な沈下橋も21本。水面から5〜6M上の樹の枝に青いビニールが・・・。何かの目印かと・・・??。船頭さん曰く”あのビニールは台風の時増水したときに引っかかった印・・・四万十川は別名”暴れ川”ともいう・・・・”とのこと。一瞬、自然の怖さを知らされた。

清流の四万十川

 今、思うこと
「いじめ」等によると思われる悲しい報道が連日ある。大変悲惨な出来事。間違っても自ら命を絶たせたり、絶つようなことは絶対にあってはならない。現役卒業して数年たったジジとしても大変心を痛めているところである。
 また、突然「高校の必修逃れ問題」が沸いてきた。”エ・・・ 何これ・・・!!”インタビュウーで印象的な生徒の話し”先生ヒドイヨ・・・!!”僕達には全く責任の無いところでの信じられない話し。ある校長の釈明会見”大学入試率のアップから・・・”。飽きれた話し。
安倍総理の主導で、「教育再生会議」(野衣良治座長)も10月18日に第1回の会議が開催された。”学力低下と規範意識の欠如”が究極の課題のようだ。一方、中教審でも同じような内容でずーと話し合われてきた。今回の「教育再生会議」と「中教審」が今後どのような関係で進んでいくのか不透明な気がするが・・・・・。
いずれにせよ、「規範意識の欠如」は「心の教育」として根幹では同意と考える。”心豊かな・・・自国の伝統文化を尊重・・・国際人としての資質・・・・”などとはよく聞くことば。
一例だが、今回の歴史教育の扱いは、教育課程責任者である学校長の識見を疑いたくなる率直な気持。
一方、音楽科の時数縮減、または必修ではなく選択制などの話題が出たり引っ込んだり・・・。悲しい限りである。国は何を考えているのだろうか・・!!と嘆きたくもなる。(ボヤキに近い話になりました・・・スミマセン)
しかしながら、
中教審教育課程部会「音楽科、芸術科(音楽)の現状と課題、改善の方向性(検討素案)に示されている内容については、ジジの実践を省みるとき技能中心や精神論的な指導に偏り過ぎたこともあったことは事実でもある。その結果として、一人一人に感性を高め、生涯にわたって音楽を愛好する心情を充分に育んでこなかったことに自責の念でいっぱいである。

卒業生の無責任な話で恐縮ですが、
今の時代だからこそ、今まで以上に音楽科の必要性が求められいる時は無い。「いじめ」「規範意識の欠如」・・・・。この一連の事件や出来事はある意味では音楽科にとって追い風であると言える。

全国で日々頑張っておられる先生方!!。”情操の陶冶” ”心の教育”をより一層推進していくために音楽科はその中核をなすという自覚と責任をもって頑張りましょう。未来の子ども達のために。


☆音楽科、芸術科(音楽)の現状と課題、改善の方向性(検討素案)
こちら

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