2010年09月29日(水)
        ジジの音楽武者修行

     
         
  
〜相原美音先生追悼演奏会〜
                       フィナーレ
                                        
NO 234

今日、小包が届いた。クラリネットのIさん(勿論、一緒に演奏した仲間です。)からでる。美音さん演奏会の「全プロ、ビデオ画像」と「写真データー174枚」がいっぱい詰まった素敵な贈り物。

みんなもそうであるように、あの日の後も気持ちの切り替えがなかなか上手くいかない状況が続いている日々。
そんな時の贈り物。直ぐに再現。またまた、あの日のことを思い出し熱いものがこみあげてきた。

それにしても、32年前には自分達の演奏を観ることはまずできなかった。それが、演奏している仲間やジジの後姿を、しかも高画質で。更には、永久?にくり返し・・・。時代でしょうか。

改めて振り返る時・・・
アンコール曲「”カバレリアルスチカーナーより間奏曲”(マスカニー作曲)」彼女の大好きな曲。ちなみに、この曲は美音さんが習志野一中に在籍しているときの給食時に流れていた曲(ジジの選曲です・・・!!)で、当時から結構評判が良かった曲。

山崎先生(指揮者)が遺影に”美音さん 聴いててね・・”語り、静かにはじまった。とっても綺麗な旋律・・・。大きな音楽のうねりとハーモニーの美しさ存分に引き出した名演奏。

105名の楽員は勿論のこと聴衆の方々も共に気持ちの高ぶりを堪えきれず涙して演奏し、聴き入っていた。
コンサートの最後は全員立って、遺影にむかい美音さんへの感謝と最後のお別れの意味を込めて深々と頭を下げた。

ジジとしても、この年で美音さんのお陰で思いがけもなく指揮をさせていただいた。そして、多くの素敵な仲間に支えられて重責を果たせた自信は全くないが、生涯忘れられない宝物がまた一つ増えたのは何事にも代えられない。

今回様々なかたちで関わられた全ての方や会場に駆けつけ暮れた仲間。更には、会場に足を運んでいただいたご両親をはじめ全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいである。と共に、美音さんはいつでも私達の心の中に永遠にいることを信じて・・・・。

ありがとうございました。  おせわになりました。

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